多分これも完成披露試写の時に見ないと絶対に見逃すと思い、無理矢理時間を作って六本木TOHOシネマズへ。
物語自体にはまったく興味は持てなかったのだが、なんといっても「アバター」と同じ3Dカメラを使っての撮影。
ソフト的に変換した後付けの3Dではなく、あくまでも3Dとして作られた映画である。
物語自体にはまったく興味は持てなかったのだが、なんといっても「アバター」と同じ3Dカメラを使っての撮影。
ソフト的に変換した後付けの3Dではなく、あくまでも3Dとして作られた映画である。
宣伝写真では「アビス」のような水中、深海を舞台にした作品を想像させたが、実は洞窟探検家の物語。
ニューギニアのジャングルの中にある巨大洞窟を調査しているのが主人公たちで、その洞窟の最深部に水がたまっている。
そこであれやこれが起こり、探検家の親子と、スタッフと、そして招かれざる客たちが事故に巻き込まれていくという、ホラーやパニック映画ではもううんざりするほど語られて来た物語が語られる。
もちろんそれくらい分かり易い物語でないと、この3Dの迫力に耐えられない。
各所の迫力や見え方にまだまだばらつきはあるものの、見ると言うよりもはやその動きを体感するとしか言えないようなものになっていた。
宇宙探検のドキュメンタリーなどにはまさにうってつけの映像であった。
映画はあくまでもその物語や登場人物たちの人生や歴史が、それを見た人の胸の奥に堆積していくものだが、新しい3Dは我々の人生がそれを見るたびにその場で更新されるようなものとしてあるような気がした。
昨日の「ブンミおじさんの森」が、歴史と人生が果てしなく堆積され広がり出す場としてあるなら、「サンクタム」の洞窟はアメリカの巨大資本が作り出した人生のリフォーム装置といったらいいか。
「メメント」や「インセプション」のクリストファー・ノーランの世界が現実になろうとしているような気分になった。
ただやはり、更新されればされるほど増々世界が空っぽになっていく、そんな寒々しさから逃れることは出来ない。
森の広がりと洞窟の空虚の間で、果たして我々はどんな映画を作ることが出来るのだろうか。
それは映画製作者たちだけの問題ではなく、どんなふうに生きるかというそれぞれの人生の問題として、日々そこかしこにたち現れてくるはずだ。
日々更新される空虚をいかにして乗りこなすか、「ナイト&デイ」をレンタルして再度見てみようと思った。
樋口
ニューギニアのジャングルの中にある巨大洞窟を調査しているのが主人公たちで、その洞窟の最深部に水がたまっている。
そこであれやこれが起こり、探検家の親子と、スタッフと、そして招かれざる客たちが事故に巻き込まれていくという、ホラーやパニック映画ではもううんざりするほど語られて来た物語が語られる。
もちろんそれくらい分かり易い物語でないと、この3Dの迫力に耐えられない。
各所の迫力や見え方にまだまだばらつきはあるものの、見ると言うよりもはやその動きを体感するとしか言えないようなものになっていた。
宇宙探検のドキュメンタリーなどにはまさにうってつけの映像であった。
映画はあくまでもその物語や登場人物たちの人生や歴史が、それを見た人の胸の奥に堆積していくものだが、新しい3Dは我々の人生がそれを見るたびにその場で更新されるようなものとしてあるような気がした。
昨日の「ブンミおじさんの森」が、歴史と人生が果てしなく堆積され広がり出す場としてあるなら、「サンクタム」の洞窟はアメリカの巨大資本が作り出した人生のリフォーム装置といったらいいか。
「メメント」や「インセプション」のクリストファー・ノーランの世界が現実になろうとしているような気分になった。
ただやはり、更新されればされるほど増々世界が空っぽになっていく、そんな寒々しさから逃れることは出来ない。
森の広がりと洞窟の空虚の間で、果たして我々はどんな映画を作ることが出来るのだろうか。
それは映画製作者たちだけの問題ではなく、どんなふうに生きるかというそれぞれの人生の問題として、日々そこかしこにたち現れてくるはずだ。
日々更新される空虚をいかにして乗りこなすか、「ナイト&デイ」をレンタルして再度見てみようと思った。
樋口
→topへ戻る


































