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      <title>boid.net</title>
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      <language>ja</language>
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         <title>中原昌也　LIVE INFO</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.boid-s.com/information/367.php"><img alt="talkshow01.jpg" src="http://www.boid-s.com/talkshow01.jpg" width="500" height="50" /></a>
●LIVE INFO

■7.25.FRI.<font color="#009CD1">エクス・ポナイト VOL.2</font>
@O-nest（Tel: 03-3462-4420 <a href="http://www.shibuya-o.com/" target="blank">http://www.shibuya-o.com/</a>）
open / start 18:00
door：¥ 2,500（drink別）　※ 当日券のみの販売となります。

●LIVE
d.v.d
フルカワヒデオプラス（古川日出男 ＋ 植野隆司（テニスコーツ）＋ イトケン（d.v.d） ＋ 戸塚泰雄）
ヘアスタイリスティックス a.k.a 中原昌也

●TALK
岡田利規 × 本谷有希子 ＋ 佐々木敦 「リアルなものの行方」
鈴木謙介 × 栗原裕一郎 × 仲俣暁生 ＋ 藤原ちから 「ゼロ年代のＪ論壇をめぐって」
古川日出男 × 円城塔 ＋ 佐々木敦 「「小説」をヴァージョンアップする」

●DJ
鈴木謙介
仲俣暁生
佐々木敦
スズキロク
ヤノピヤノ
and more

主催 & 問合せ: HEADZ （03-3770-5721 <a href="http://www.faderbyheadz.com" target="blank">http://www.faderbyheadz.com</a>）

■8.5.TUE.<font color="#009CD1">BABY-Q</font>
@六本木SuperDeluxe
<img alt="225-17600805babyq.jpg" src="http://www.boid-s.com/225-17600805babyq.jpg"  align="left" hspace="10" width="100" height="133" />OPEN 19:00 / START  20:00
ADV ¥3000 (1D付) / DOOR ¥3500 (1D付) / 学生 (要学生証) 2500円 (1D付) / 2日券4000円
<br clear="all">
MATAR O NO MATAR 第一夜!!
出演: BABY-Q x 中原昌也＋伊東篤宏＋鈴木ヒラク＋L?K?O＋KILLER-BONG＋Kleptomaniac＋ROKAPENIS＋虹釜太郎

BABY-Qの新作にそうそうたる音楽家が楽曲を即興的に生演奏。ROKAPENISがヴィジュアルで空間演出。両日ともに違う形で作品が見えてくるあたらしい試み。

詳細・予約は<a href="http://www.super-deluxe.com/2008/8/5/babyq1/" target="blank">こちら→</a>

■8.22.FRI.<font color="#009CD1">"限界浪漫。2008 -Genkairoman'08-"</font><font color="#ff0000">NEW!</font>
＠丸太町クラブメトロ
22時〜オールナイト
LIVE： ロマンポルシェ。/ Hair Stylistics a.k.a. 中原昌也 / テクマ！ / サカモト教授 / メタルマックス /ドラヒップ
DJ： 森下くるみ/ KA4U(MIDI_sai) / Deejey おしゃれ / DJベルゼバブ
VJ： eetee

前売¥2,000 ドリンク代別途　当日¥2.300 ドリンク代別途
前売は、チケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:299-578) 、
ローソンチケット(0570-084-005、Lコード:54371)にて発売

※前売発売場所：ぴあカウンター、ファミリーマート、セブンイレブン、サンクス、ローソン各店

メトロは何処へ行こうとしているのか？と各界からの問い合せが絶えないご存じ限界シリーズ感動の"男篇”!!!!

詳しくは<a href="http://www.metro.ne.jp " target="blank">こちら→</a>

■8.23.SAT.<font color="#009CD1">本願寺LIVE 他力本願でいこう！2008</font><font color="#ff0000">NEW!</font>
@東京・築地本願寺　本堂

2008年８月23日（土）16:30〜21:00

内　容：（本堂）LIVE×法話×法要
　　　　（境内）フリーマーケット、仏教相談（縁起カフェ）
　　　　　　　　NPOブース、フードコート

出演者：二階堂和美／KAN／DE DE MOUSE／いとうせいこう&POMERANIANS≡／Hair Stylistics（＝中原昌也）／サワサキヨシヒロ！（DJ）／COTOBUKI（VJ）
◎入場無料。ただし事前に入場整理券の配布を予定しています。

詳しくは<a href="http://hongwanji-shutoken.net/live2008/NEWS.html" target="blank">こちら→</a>
<hr>
●PAST

■4.12(Sat.)<font color="#009CD1">渚音楽祭</font><br>
KURUUCREW Guest/HAIR STYLISTICS〈a.k.a 中原昌也〉<br>
詳しくは<a href="http://www.nagisamusicfestival.jp/japanese/artist.html" target="blank">こちら</a>
<br>

■4.20(Sun.)<font color="#009CD1">あふりらんぽイキイキ復活祭！！</font>〜ステージはいつも宇宙…☆2008〜
＠渋谷o-nest
あふりらんぽ/DMBQ/suicidal 10cc ジム・オルーク+中原昌也(ヘア・スタイリスティックス)
開場18:00/開演19:00● 前売￥2.800/当日￥3.000● ドリンク別
2/26〜O-nest・ぴあ・ローソン(73309


■5.18(Sun.)<font color="#009CD1">"ハ行" Release Party! ジム・オルーク × 坂田明 × YOSHIMIO</font>

<img alt="20080518_5.jpg" src="http://www.boid-s.com/20080518_5.jpg" align="left" hspace="10" width="100" height="139" />@NOON
LIVE: Jim O'Rourke × 坂田明 × YOSHIMIO / EY∃THOUSANDTEN -EY∃×千住宗臣- / HAIR STYLISTICS（中原昌也)
<br clear="all">
近年はソニック・ユースのメンバーとしても活躍したUS最高峰の音楽家、ジム・オルークが来阪！　メンバーには、日本フリージャズの初期から現在にかけて鬼才の名を欲しいままにする坂田明と、ボアダムスやOOIOOなどで世界規模の活動を続けるYOSHIMIOを迎えてのライブを行う。共演には暴力温泉芸者〜ヘア・スタイリスティックス名義での音楽活動から作家活動まで並行させる中原昌也らが登場。

詳しくは<a href="http://www.noon-web.com/cgi/schedule/schedule.cgi?week=4" target="blank">こちら→</a>

■6.3.(Tue.)<font color="#009CD1">中原昌也　お誕生会</font>
<img alt="birthday-web-s.jpg" src="http://www.boid-s.com/birthday-web-s.jpg" align="left" hspace="10" width="100" height="139" />@六本木Super Deluxe
LIVE:中原昌也×ジム・オルーク×五木田智央／湯浅湾
DJs:山辺圭司(LOS APSON?)／松永耕一(スマーフ男組）
19:00start/20:00open
charge:¥2,000(without drink)
<br clear="all">

■ 6.10.TUE.
@高円寺・UFOクラブ
出演：オシリペンペンズ、The Jack Jim（ユージン・チャドボーン+ジミー・カール・ブラック）、Suicidal 10cc（中原昌也+ジム・オルーク）

■6.21.SAT.<font color="#009CD1">one night at GRID605</font>
@GRID605
Open 19:00 / Start 19:30
ticket : 1500yen
定員：30人

set list:
1st set : ねむり
2nd set : 濱地潤一＋牧野琢磨duo
3rd set : Hair Stylistics

くわしくは<a href="http://d.hatena.ne.jp/GRID605/" target="blank">こちら→</a>

■7.4.FRI.<font color="#009CD1">ロマンポルシェ。「更正するにはもう遅い」10周年はこれまでだ！</font>
@新宿LOFT
OPEN 18:00 / START 19:00
ADV ￥3000 / DOOR ￥3500
ロマンポルシェ。/HAIR STYLISTICS/ゆらゆら帝国
【発売】PIA・LAWSON・LOFT 5/24〜

■7.12.SAT.<font color="#009CD1">大悪魔祭</font>
＠CLUB MISSION'S
LIVE:suicidal 10cc (中原昌也+ジム・オルーク)／SIGH／DARKSIDE MIRRORS　and more…
VISUAL:高橋ヨシキ（ex.slasher) 
くわしくは<a href="http://www.live-missions.com/" target="blank">CLUB MISSION'S</a>へ

■7.24.THU.<font color="#009CD1">Blow&Bombs vol.4</font>
@六本木SuperDeluxe
<img alt="225-1720kyotarobb4.jpg" src="http://www.boid-s.com/225-1720kyotarobb4.jpg" align="left" hspace="10" width="100" height="144" />「一度放たれた音は二度繰り返される必要などない。表現は二度目を必要とせず、二度生きることはない。放たれた音は死ぬのであり、生きているのは、それが放たれた瞬間だけなのだ。」
（劇作家アントナン・アルトーのテキストから剽窃改変）
<br clear="all">
OPEN 19：00 / START 20：00
ADV ￥2000 / DOOR ￥2500 （ドリンク別）
出演：
中原昌也/Hair Stylistics（エレクトロニクス）、ヨシダダイキチ（シタール）、U-ZHAAN/ASA-CHANG&巡礼（タブラ）

中原昌也氏は最も電子音楽の歴史を踏まえた古典的な音楽家の一人だと思う。一口にノイズと言っても中原氏の音のヌケの良さは世界的にみても特筆すべきものだ。ヨシダダイキチ氏とU-ZHAAN氏は非常に歴史の古いインドの楽器であるシタールとタブラの日本を代表する演奏家であるが、彼らの素晴らしさは高い演奏技術にだけあるのではなく、非インド人である事を自覚した上で、自分達にしか出来ない音楽を生み出している点にあるのではないか。この三者が混じり合った時に何が生まれるのか誰も知らない。（生西康典）

ご予約は(<a href="http://www.super-deluxe.com" target="blank">http://www.super-deluxe.com</a>) 又は携帯専用サイト(<a href="http: //www.sdlx.jp">http: //www.sdlx.jp</a>)からお申込下さい。Eメールにより確認のご連絡を致します。FAX申込の場合は7/24  Blows&Bombs予約／お名前／人数／電話番号又はFAX番号を明記の上、03-5412-0516へご送信下さい。 7/23 18時〆切り。

宣伝画：KYOTARO
デザイン：昆野立
企画：生西康典
主催/会場　SuperDeluxe
〒106-0031 東京都港区西麻布 3-1-25 B1F
TEL 03-5412-0515 FAX 03-5412-0516
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         <pubDate>Fri, 25 Jul 2008 19:59:09 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>月刊ヘア・スタイリスティックス</title>
         <description><![CDATA[Monthly Hair Stylistics Vol.4　『Electric Success in the Ghetto』
<img alt="vol4.jpg" src="http://www.boid-s.com/vol4.jpg" width="250" height="254" />

商品番号：boid cd-006
仕様：紙ジャケット仕様
発売日：2008年7月31日
定価：1,800円（税込み1890円）
制作・発売：boid
販売元：ロクス・ソルス

ご購入は<a href="http://boid-s.ocnk.net/product/35">こちら→</a>

Monthly Hair Stylistics第4弾は、このシリーズ自体のコンセプトでもある「作りこまない」という製作態度に正面から向き合う。
「一発録りは未だに抵抗あって。このまま出しちゃっていいのかなって、手を加えたくなる。それとどう闘うかですね」と中原は語る。前作が、機材が無意識に働きかける音からの解放であったとするなら、近作は「作る」という行為への意識が働きかける「自主規制」からの解放とも言えるだろうか。
無邪気、でたらめ、怠惰……。
解放された音にはさまざまな形容がされることになるだろう。しかし中原はそれらを「ロマン」と呼ぶ。本作はヘア・スタイリスティックスの最もロマンティックな作品となっている。
本人撮り下ろしの写真によるジャケット。

Track List

1. Die! Die! Die!
2. King of Kingston
3. Electric Success in the Ghetto
4. Come! Come!

**********************

Monthly Hair Stylistics Vol.3『Hard Märchen』
<img alt="vol3_1s.jpg" src="http://www.boid-s.com/vol3_1s.jpg" width="250" height="248" />

商品番号：boid cd-005
仕様：紙ジャケット仕様
発売日：2008年6月26日
定価：1,800円（税込み1890円）
制作・発売：boid
販売元：ロクス・ソルス

ご購入は<a href="http://boid-s.ocnk.net/product/33">こちら→</a>

Monthly Hair Stylistics第3弾は、新たに導入した機材との対話の中で生まれた作品『ハードなメルヘン』。「どうやっても機材が作る音になってしまう」という中原昌也の呟きが、ある日音楽へと昇華されていく。その「ため息」から「音楽」への過程が記された5曲、約34分。

Vol.1、Vol.2共に本人描き下ろしによって製作されてきたジャケットは、今回、気鋭の女性カメラマン田村尚子による撮り下ろし。
音と映像のコラボレーションの次なる展開が見えてくる、スペーシーなアルバムともなっている

Track List『Hard Märchen』
1. Unfinished Untitled
2. Hard Märchen
3. No Fender Rhodes
4. They Want Big Beat
5. Anal Collective

**********************　

Monthly Hair Stylistics Vol.2『GRACIA A LA VIVA』
<img alt="graciaalaviva-web-L.jpg" src="http://www.boid-s.com/graciaalaviva-web-L.jpg" width="250" height="255" />

商品番号：boid cd-004
仕様：紙ジャケット仕様
発売日：2008年5月26日
定価：1,800円（税込み1890円）
制作・発売：boid
販売元：ロクス・ソルス

ご購入は<a href="http://boid-s.ocnk.net/product/33">こちら→</a>

『POP BOTTAKURI』に続く、Monthly Hair Stylistics第2弾は、ダンスのための音楽。
昨年夏に行われた東野祥子（ひがしの・ようこ）のソロ公演「９（nine）」の伴奏音楽として作られた40分。
緩やかかつ決定的な時間の流れが作り出す、魂のダンス・ミュージック！

アルバム・タイトルは、チリのシンガー・ソング・ライター、ビオレータ・パラの「Gracias A La Vida（人生よありがとう）」のもじりで、3曲目のタイトルの元ネタは、「コンドルは飛んでいく」。
それら南米ネタは、今回のシリーズのコンセプトともなる「自我の消滅」とも、どこかで通じ合っているのかもしれない。
アルバム・タイトル曲以外の2曲は、追加新録音されたもの。

本人描き下ろしによる紙ジャケット仕様。

Track List『GRACIA A LA VIVA』
1. INTRO
2. GRACIA A LA VIVA
3. EL CÓNDOM PASA


**********************

Monthly Hair Stylistics Vol.1『POP BOTTAKURI』
<img alt="hs-1.jpg" src="http://www.boid-s.com/hs-1.jpg" width="250" height="250" />

商品番号：boid cd-003
仕様：紙ジャケット仕様
発売日：2007年4月28日
定価：1,500円（税込み1575円）
製作：boid
販売元：ロクス・ソルス

『AM 5:00+』に続くヘア・スタ1年ぶりの新作は、なんと12ヶ月連続発売
1年をかけてその全貌をあらわにする膨大な音の日誌
その連続と切断のサスペンス満載の第1弾、4月28日発売

Monthly Hair Stylistics第1弾は、前作に引き続きアナログ・カセット・テープ録音の音源による作品集。
生産中止になって久しいメタルテープの、長期保存による劣化のための音飛びや揺れ、あるいはアナログの操作性の悪さをも曲作りの一部として取り入れた、大胆な曲作りがアルバム全体のトーンを決める。
ワルツやサーフ・ミュージック、そしてケルト民謡など、それぞれの曲にコラージュされた音楽の歴史・空間が、このシリーズが見渡す広い視野を描き出している。

中原昌也はこんなことを語っている。「例えば、最初に小説を書いた人は、小説を書きたいと思って書いたわけじゃないのに、どうしてそんなものができたんだろう、とそこまで考えるわけですよね。じゃあ自分の意思と関係なく、しょうがなく書くということもあり得るわけです」（文藝春秋社『文學界』08年4月号掲載座談会「ニッポンの小説はどこへ行くのか」より）。
ここで語られる「小説」を「音楽」に置き換えてみたとき、今回のシリーズの大いなる視線が浮かび上がってくる。
果たしてこのアルバムを作っているのは、中原昌也なのか？　アナログ・テープなのか？　あるいは中原の元に日々届けられるさまざまな音や映像や言葉の群れなのか？
3月発売になったばかりの、『中原昌也　作業日誌　2004→2007』（発行・発売boid）の膨大な日々の記録とともに聴かれるべきシリーズ。

本人描き下ろしによる紙ジャケット仕様。

Track List『POP BOTTAKURI』 
1. THE BAND, AND THE MUSIC
2. MUSIC FROM THE BAND
3. POP BOTTAKURI
4. IGGY AND THE FLOWER HAT
5. RIOT EL&P

※12枚セット購入は<a href="http://www.boid-s.com/information/348.php">こちら→</a>]]></description>
         <link>http://www.boid-s.com/information/351.php</link>
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                  <category domain="http://www.boid-s.com/now_recommend/">now recommend</category>
        
         <pubDate>Fri, 25 Jul 2008 19:00:16 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>中原昌也INFO</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.boid-s.com/information/367.php"><img alt="talkshow01.jpg" src="http://www.boid-s.com/talkshow01.jpg" width="500" height="50" /></a>

LIVE INFOは<a href="http://www.boid-s.com/information/352.php">こちら→</a><font color="#ff0000">NEW!!</font>
MEDIA&TALK INFOは<a href="http://www.boid-s.com/information/353.php">こちら→</a>
BOOKS INFOは<a href="http://www.boid-s.com/information/354.php">こちら→</a>

■<font color="#009CD1">ヘア・スタイリスティックス</font>12ヶ月連続リリース

<STRONG><FONT color="#ff0000">お得な12枚セット販売、予約受付</FONT></STRONG>
くわしくは<a href="http://www.boid-s.com/information/348.php">こちら→</a>

<img alt="vol4-1.jpg" src="http://www.boid-s.com/vol4-1.jpg" align="left" hspace="10" width="100" height="102" /><strong>7月31日発売</strong>
Vol.4　『Electric Success in the Ghetto』<font color="#ff0000">NEW!!</font>
Monthly Hair Stylistics第4弾は、このシリーズ自体のコンセプトでもある「作りこまない」という製作態度に正面から向き合う。
くわしくは<a href="http://www.boid-s.com/information/357.php">こちら→</a><br clear="all">
<img alt="vol3-omote-s.jpg" src="http://www.boid-s.com/vol3-omote-s.jpg" align="left" hspace="10" width="100" height="100" /><strong>6月26日発売</strong>
Vol.3『Hard Märchen』
Monthly Hair Stylistics第3弾は、新たに導入した機材との対話の中で生まれた作品『ハードなメルヘン』。
くわしくは<a href="http://www.boid-s.com/information/357.php">こちら→</a><br clear="all">
<img alt="graciaalaviva-web-s.jpg" src="http://www.boid-s.com/graciaalaviva-web-s.jpg" align="left" hspace="10" width="100" height="102" /><strong>5月26日発売</strong>
Vol.2『GRACIA A LA VIVA』
『POP BOTTAKURI』に続く、Monthly Hair Stylistics第2弾は、ダンスのための音楽。
くわしくは<a href="http://www.boid-s.com/information/351.php">こちら→</a>
<br clear="all">
<img alt="hs-s.jpg" src="http://www.boid-s.com/hs-s.jpg" align="left" hspace="10" width="100" height="100" /><strong>4月28日発売</strong>
Vol.1『POP BOTTAKURI』
中原昌也＝Hair Stylisticsが送る、音による日記=日誌。常に動き続ける音楽の、その連続と切断のサスペンス。
くわしくは<a href="http://www.boid-s.com/information/346.php">こちら→</a>
<br clear="all">
■<font color="#009CD1">「中原昌也 作業日誌 2004→2007」</font>
<img alt="nakahara-small.jpg" src="http://www.boid-s.com/nakahara-small.jpg" align="left" hspace="10" width="100" height="145" /><strong>絶賛発売中!!</strong>
「EYE SCREAM」誌連載の「親指王子ケイタイ日記」、2004年1月から07年8月までの約3年半の記録。
膨大な量が存在する雑誌未掲載部分も収めた完全版！
予価2500円＋税　制作・発売：boid
詳しくは<a href="http://www.boid-s.com/now_recommend/342.php">こちら→</a><br clear="left">

●OTHER INFO

オムニバス参加アルバム
<img alt="fff1.jpg" src="http://www.boid-s.com/fff1.jpg" width="100" height="100" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FFAR-FUR-%25E4%25BC%258A%25E6%259D%25B1%25E7%25AF%25A4%25E5%25AE%258F-Hair-Stylistics%2Fdp%2FB000Y16C7U%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1203420532%26sr%3D8-2&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>FAR FOR FUR　→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />]]></description>
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         <pubDate>Fri, 25 Jul 2008 18:50:56 +0900</pubDate>
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         <title>boid日記　2008年6月～7月</title>
         <description><![CDATA[<a href="http://www.boid-s.com/information/367.php"><img alt="talkshow01.jpg" src="http://www.boid-s.com/talkshow01.jpg" width="500" height="50" /></a>

爆音ロッカーズ　本日は『ワイト島のザ・フー　1970』　です！

<strong>中原昌也12枚のアルバム＠ジュンク堂</strong>
次回は8月28日19時から　ゲストは原雅明さんです
<a href="http://www.junkudo.co.jp/shop2.html"target=blank>お申し込みはこちら→</a>

boid日記
text by 樋口泰人

<strong>7月24日（木）</strong>

本日はいよいよ月刊ヘア・スタ4号「Electric Success in the Ghetto」のパッケージが完成。
ジャケットの怪しさが増す。
思わずジャケ買いとかしてくれる人はいないだろうか。

夕方からはジュンク堂にて恒例の12枚のアルバム。
今回も中原ダブルブッキングにて、前倒しの6時30分から。
スーパーデラックスでのリハを終えた中原も無事到着。
今回のゲストは三田格さん。
三田さんは、ちょっと前に中原がリミックスした赤塚不二夫トリビュート・アルバムの監修もやっていて、まずはその話題から。
そして三田さんの持ってきたノイズ系の一押しCDをネタに、三田さんの好むノイズと中原の好むノイズの違い、そして、いろんな工場の側に住んできた三田さんの思い出話。
チョコレート工場の側にはすむものではない、という結論に。

それから中原の持ってきた、今やどこでも手に入らないに違いない、80年ドイツの超前衛（笑）バンドのレコード。
三田さんの絶句ぶりが、大いにウケる。
いや、まあ、これは絶句するよなあ。
でもこのとんでもないユーモア（笑）が、今の中原の音の中に確かに入っているという三田さんの指摘は正しい。
この12枚のアルバム・トーク・セッションもまた、こういった絶句をユーモアに変えていく試みだと言えなくもないのである。

終了後、中原たちはライヴのためにスーパーデラックスへ、我々はバウスへと向かい、本日は「冷たい水」爆音調整。
以前の日記で、YouTubeにアップされていた「冷たい水」の一部を紹介したので、この日記を読んだ片には何となく雰囲気は感じてもらえていると思うのだが、とにかくまあ、何度でも観たくなる映画。
映画を作ることはこんなに自由なのだと教えてくれる。
オリヴィエの映画が嫌いでも、フランス映画がいけ好かなくても、これから映画を作ろうと思っていたり、現在映画作りに関わっている人なら、絶対観て欲しい映画。
それまで自分が囚われていた「映画」という枠組みを、すっかり解きほぐしてくれる。
見ているうちにこちらの心をいろんなしがらみから解き放ってくれると共に、しがらみに囚われることもまたあっても良いのだとも思わせてくれる。

黒沢さんがジョン・カーペンターの映画について、「映画はこれくらいで良いのだと教えてくれる」というような発言をするのを何度か聞いたことがあるのだが、この映画もまた、カーペンターとは違う形で、「映画はこれで良いのだ」と教えてくれる。
何かを解きほぐしてくれるのである。
その意味で、とにかく映画に関わっている人は、何があっても是非。
映画に関わっていなくても、とにかくこれを観たら、たき火をしてそこに椅子を放り投げて窓ガラスを割りたくなるはず。

というわけで帰宅してからまた、CCR「コスモス・ファクトリー」を聴いてしまった。

<img alt="cosmos_factory.jpg" src="http://www.boid-s.com/cosmos_factory.jpg" width="170" height="170" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FCosmos-Factory-Creedence-Clearwater-Revival%2Fdp%2FB000000XCH%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1216923773%26sr%3D1-8&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211">Cosmo's Factory →</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

そういえば映画の最初の方で主人公たちがレコードを万引きするシーンがあって、ディープ・パープルの「マシン・ヘッド」をはじめ10枚くらいがゴソッと抜き取られるとき、CCRの「ヨーロッパ・ライヴ」の前までで、「ヨーロッパ・ライヴ」は棚に残されるのだった。
まあ、ただ、それだけのことなんだけど。

しかし、終了後にバウスの若手スタッフも言っていたのだが、オリヴィエの映画は本当に爆音にフィットするねえ。
本人がこの上映を聴いたらどう思うだろうか。

<strong>7月23日（水）</strong>

某誌の書評原稿のために、このところずっと蓮實さんの『映画崩壊前夜』を読んでいた。

<img alt="hasumi_hokai.jpg" src="http://www.boid-s.com/hasumi_hokai.jpg" width="150" height="221" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E6%2598%25A0%25E7%2594%25BB%25E5%25B4%25A9%25E5%25A3%258A%25E5%2589%258D%25E5%25A4%259C-%25E8%2593%25AE%25E5%25AF%25A6-%25E9%2587%258D%25E5%25BD%25A6%2Fdp%2F4791764234%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks%26qid%3D1216827714%26sr%3D1-1&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>映画崩壊前夜　→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

相変わらず本を読むのは本当に苦手で全然先に進まなかったのだが、ちょうど100ページをすぎた辺りに置かれているちょっと変わった文章が気になって、結局そのことについて書評は書いてしまったのだが、一体あれはどんな理由からこの本に収録されたのだろうか？
そのことの真意は編集者かあるいは蓮實さんに直接尋ねれば分かるのかもしれないのだが、敢えてこちらの思い込みだけで書評は書かせてもらった。
だって、ほぼ全てが21世紀に入ってからの時評で成り立っているこの本の中で、それだけ1970年に書かれたものだからねえ。
最初、初出の年代を見落としていて、私はこれが一番最近に書かれたものだとばかり思ってしまったのだった。
これまでの記憶の堆積量が増えすぎて、現在にあふれ出してしまったような文章のように思えたからだ。
歳をとっていくとはこういう事なのか、ついに蓮實さんもこんな風な文章を書くようになったのかと不思議な感慨を覚えたのである。
しかしそれこそが、おそらく私がこれまで読んだ蓮實さんの文章の中で最も早い時期に書かれたものなのであった。
それだけでも愕然としたのに加え、本当に他の文章とは全くかけ離れてこれだけがポツンとここにあるのである。
これについて、もう何処かでインタビューなど成されているのかもしれない。
これだけ歴然と際だっていれば誰だってこの文章について尋ねたくなるだろうから。
いやほんと、不思議な構成になっている本であった。

<strong>7月22日（火）</strong>

昨夜、寝るのに失敗して、思い切り眠いまま、しかし昼頃の出社。
もう、やたらと、効率悪し。
というか、大人のやることじゃない。
でもまあ、こういう事がちゃんとできていたら今頃こんなことしていない。
そんなことで開き直っても何の慰めにもならないのだが・・・

午後から、廣瀬と青山がやってきて、11月にパリで行われる青山のレトロスペクティヴのカタログのためのインタビューを延々。
映画をめぐる話ではなく、青山がどんなふうに映画を観てきたか、どんなふうに映画と関わってきたかという話がメイン。
結果的にどんなものになるのか、フランス語でしか読めないのが残念。
廣瀬が日本語訳をboid.netに掲載してくれると助かると思うものの、公的な資金で動いている企画だから、簡単には掲載できないのだろうが。

で、そのインタビューを行っている間に、某所から思わぬ知らせあり。
こういう思わぬ良い知らせというのは、本当にあるんだねえ。
まあ、それをちゃんとboidのためにも活かさねばと思うばかり。
夜はちょっとしたお祝いのため、とにかく急いで帰って寝ようという目論見は外れるが、まあ、それはそれで良し。

<strong>7月20日（日）</strong>

土曜日のオールナイトは、毛皮のマリーズの頑張りのおかげで救われた。
動員面ではかなり物足りなかったものの、そして、映画館での「ロックバンド」の演奏というやりにくさにもかかわらず、タイトでエッジが効いた演奏。
70年代末から80年初頭くらいのRCサクセションがこんな感じだったなあと思い出した。
やっている曲のジャンルは少し違うが、コドモの頃憧れた外国の曲を今自分たちがやっているという、憧れと現実がそのステージで見事に一致している面白さというか。
さまざまな音楽を聞き続けてきた者からすれば、「オリジナルを聴いた方がいい」という言い方をされてしまうのかもしれないが、実際、RCの時もそんな声が聞かれたのだが、そういうものではない。
こういう音楽は必要なのだ。

一夜明けるともう、すっかり疲れ果てて、本日は、こんな感じ↓

<img alt="river.jpg" src="http://www.boid-s.com/river.jpg" width="170" height="165" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FRiver-Terry-Reid%2Fdp%2FB000HEWFXE%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1216613347%26sr%3D1-10&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211">Terry Reid "RIVER" →</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

テリー・リードの73年のアルバム。
『宇宙の柳～』で直枝さんは、このアルバムについて、「ニール・ヤング『渚にて』が延々つづく感じ」（214ページ）と書いているが、本当にその持続感は凄すぎ。
特別長い曲があるわけでもないのに。
ティム・バックリィのライヴなどでもこういった持続感を聴くことができるのだが、こちらはスタジオ録音だから、一体どうやってどこからこういう「空気」を持ち込めたのかと思う。
今回の特集では上映しない、オリヴィエの新作「夏時間」にも、こういった持続感が流れている。
あちらで最後に流れるのは、イクレディブル・ストリングス・バンドだが。

<strong>7月18日（金）</strong>

爆音調整の翌日は、大抵仕事にならない。
昼過ぎに東京芸大の森永君（爆音映画祭でも上映した『A Bao A Que』の音響もやっている）がやってきて、完成したCDの話。
世界の各所でフィールド録音した音源を元に作られた70分ほど。
風景の中の音から音の風景を作り出しそれを聴く者の視覚へとフィードバックする、という回路の中にあるアルバムだが、では果たして、これまで数多く作られてきたサウンドスケープと呼ばれる音楽とどこが違うのか、同じなのか？
具体的なことはよく分からないのだが、通して聴いてみると、収録地の風景の中にいる収録者（森永君）の物語が、かなり具体的に語られているように感じた。
だから逆に、これをまた別の物語の中に入れてしまうと面白くなるのでは、という気がした。
つまり、まったく別に作られた映画の、もうひとつのサウンドトラックとしてその映画全編に、微かに入れ込んでしまうようなやり方なのだが。

その後、デザイナーの河村くん、京都帰りの中原がやってきて、もうすぐ受付を開始する『Wild Hair Style』Tシャツの打ち合わせ＆雑談。
Tシャツは結局、税抜き3800円（税込3990円）での発売。
月刊へア・スタの年間予約者は1000円引きという超お得価格にて販売することに。
すでに皆さんお気づきのように、まあ、あのグラフィティ無しにはあり得ないものになっておりますが、まさにこれはヘア・スタイリスティックスのためにこそあったのだと思われるものになっています。

帰宅後は、ゲイリー・ウィルソンのDVDを。

<img alt="g_wilson.jpg" src="http://www.boid-s.com/g_wilson.jpg" width="169" height="240" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FYou-Think-Really-Know-Me%2Fdp%2FB0017R5UIM%3Fie%3DUTF8%26s%3Ddvd%26qid%3D1216462690%26sr%3D8-3&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>you think you really know me →</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

一体日本でどれだけの人がゲイリー・ウィルソンを聴いているのかよく分からないのだが、まさにワールド・ワイドなアングラ、というか、何かに対するコンプレックスから出発しているのではない、真のアングラ。
前向きで明るい音と映像が、いつもこちらの足下を照らし出してくれる。
何処かで何かが狂っていれば、ポール・マッカートニーみたいになっていたに違いないとさえ思う。
77年にリリースした同タイトルのアルバムもついていて2000円代で買えるのは、滅茶苦茶お得である。

<strong>7月17日（木）</strong>

あっという間に1週間が経ち、あっという間に1日が終わる。
本日は、猫のウンコ騒動から1日が始まる。
昨日の『TOKYO』のカラックス編が「メルド」というタイトルで、それに続くポン・ジュノ編の冒頭が主人公のトイレシーンで、「いやあ、糞繋がりですねえ」とか言って笑っていたのがいけなかったのか。
とにかく、私の部屋の中でしっかりとウンコをやられてしまったのであった。
この暑さでしかも湿気たっぷりの空気だから、もう、それはたまりません。
最近、機嫌が悪いんだよねえ・・・
いよいよ大人になりつつあり、いろんなことが分かってきたので、ちょっとこちらが相手にしないとみると、何かしら悪さをやらかす姫様なのであった。

本当は、猫のウンコもその臭さも顧みずバリバリと働かないとどうしようもないスケジュールだったのだが、まあそうも言っておれず成り行きに任せてしまったので、本日は大幅にやり残しあり。
ハイファッション、それからディスクユニオンとの打ち合わせができたのが救いか。

夜は、爆音調整『レディ・アサシン』。
これはもう、テレビのモニタで見るのと大違い。
ただひたすら滅茶苦茶面白い。
空間のいろんなノイズをしっかり拾った上で音響を作りあげているので、それを増幅させると当然、空間もドーンと広がる。
こちらも主人公と同様、全く見知らぬ場所でたったひとり見捨てられてしまった気分になる。
しかも主人公たちの危うい会話が交わされるシーンでは、アーシア・アルジェントの手に持ったグラスの氷がぶつかり合ってカチンという冴えた音を出す。
この音をしっかり拾って世界の中にさりげなく置く繊細な音作り。
ああ、こういう監督に巡り会えて本当に良かったと思える一瞬である。
字幕も読まずにひたすら画面を見続け、この音を聴き続けたいと思った。

ちょっと幸せな気分で家に帰ると、再び猫の襲撃にあったのであった。

<strong>7月16日（水）</strong>

一日の始めに何をやったか、俄には思い出せない。
そんな日が続いている。
ダラダラのグズグズではあるが、気がつくと相変わらず公私ともにいやになるくらい忙しく、呆れる。
しかも元気なわけではないので、できるだけ時間をとって寝るようにしているため、起きている時間は更に慌ただしくなる。
各所への連絡が遅れてしまったり、緊急の用事でないところには返事を出さなかったりしている。
お許しを。

本日は、午後からようやく『TOKYO』を見た。
カラックス、ミシェル・ゴンドリー、ポン・ジュノが東京を舞台に作った3本の中編の合体作品。
滅茶苦茶混み合っているので驚く。
まあ、そろそろ試写も終わりに近く、そんな頃になってのこのこ出かけていく方が悪いのだが。
隣の席に座った人が時々腕をぶるんとふるわせたり、腕時計をチェックしながら何度もアラームを鳴らしてみたりという謎の行動に気をとられつつの約2時間であった。
同じ試写を見ていた冨永は、東京での撮影でこれだけのことができるのは凄いとしきりに感心していた。
確かに、おそらく日本人監督だと何処かで遠慮してしまうようなことまで、スタッフには無茶な要求が告げられ、試行錯誤の果てに何とかその要求を満たしていったに違いない。
その意味では日本映画ではなかなか見られない東京が映っていたのだが、不思議なことにどれも、外国人が見た東京ではなかった。
まあ、カラックスのものは、どこで撮ったってカラックスの映画になるわけだから映画自体が予め無国籍であるにしても、とにかくこれができるなら、海外の監督たちにはどんどんと日本にやってきて映画を作って欲しいものであると思った。
日本のスタッフたちは本当に大変だろうが、しかしやればできる無茶はやった方がいい。
驚いたのは、ポン・ジュノの作品の某シーンは、冨永の亀虫シリーズの某シーンの編集と構成が全く同じだったことだ。
日本の若き才能が数年前に示してくれたことを世界の才能が今ここでそれを洗練させていると思えばいいのか、才能はこうやって消費されるのだと思えばいいのか。
いずれにしても冨永のビデオ作品を、今、再びまとめて見てみると面白いはずだ。

その後、試写室そばの某カフェにて、9月にやるかもしれないサーフ映画特集に向けての打ち合わせ。
爆音のサーフ特集は、爆音の音楽映画と同様、動員は寂しくてさすがにもう、簡単にはやる気にはなれないのだが、今回は少しなんとかなりそうな可能性もあり、可能性がある以上やり続けるのがサーフ魂（笑）。

で、いったん事務所に戻って各所に連絡をすませ、『フェスティバル・エクスプレス』の終わり時間にあわせてバウスへ。
某レコード店の店主が来場するとのことで、今後のチラシ広告の話をすることになっていたはずなのだが、現れず。
せっかくなので、バウス武川君とサーフ特集、及び10月の『殺しのはらわた』上映に関する打ち合わせ。
この1，2週でいろんなことが決まっていくはずだ。

というわけで慌ただしく一日が終わり、とぼとぼと歩いていると、前方から何処かで見た姿。
キャロサンプ野田君であった。
なんと、我が家のすぐ近所に、もう半年前から引っ越してきたのであった。
すでに深夜ではあったのだが、そのまま野田君の家にお邪魔してあれこれ世間話。
相変わらず様々な活動をしつつ、私生活を含めた責任をしっかり受け入れていこうとしている野田君の姿勢に、思わず我が身を振り返る。
野田君は大友さんの山口での大イヴェントのスタッフとしても参加していて、その様子などを尋ねつつ、9月くらいには山口に行くつもりになる。
ただ、boidの事情が許してくれるか・・・

帰宅後、その9月のサーフ特集のメインの作品となる『ダウン・ザ・バレル』を見る。
これが、面白いのだ！
台詞とナレーションが多いので果たして爆音の効果がどれだけ出るかは謎だが、まあそれでもOK、という気分になる。
これまで爆音で上映してきたライフ・スタイルとしてのサーフィンや波を追い続けるサーファーたちのドキュメンタリーと違って、これは「競技」としてのサーフィンを中心に、プロ・サーファーたちのコメントを繋いでいく、どちらかというとスポーツ・ドキュメンタリーに近いものだが、サーフィンという競技やその技術に対する彼らの話は、さまざまな局面で、それぞれの生き方へと広がっていく。
その意味では、ライフ・スタイルとしてのサーフィン映画ではあるのだが、ただあくまでも「競技」というフィクションを通してのものだから、逆に風通しが良いのだ。
サーフィン好きの人が見たら、もう、そのまま仕事辞めて海に出たくなっちゃうだろうねえ。
『ドッグタウン＆Z-Boys』がサーフィンの裏面をも示しているとしたら、こちらは堂々と表面だけで勝負、といったところ。
裏面の支え無しで広がっていくところが良いのだ。
9月半ば、上映できたら是非。

<strong>7月14日（月）</strong>

しかしこの湿気はどうにかならぬものか。
あまりのむしむし感に朝6時前に目が覚めて、あとはグダグダ。
どうしようもないので、ひんやりシーとなる物を買うことを決意。
そこそこの値段がするので、全然役に立たなかったらどうしようとも思うのだが、とりあえず何もしないよりマシ。

本日は午後から本願寺へ。
お盆のための参拝、ではなく、8月23日に行われる「本願寺LIVE　他力本願でいこう！　2008」という年に一度の本願寺の音楽イヴェントに中原が参加するため、代理人として打ち合わせに行ったのである。
私はそのイヴェントについて全く理解していなかったのだが、どうやら1000人くらいは収容能力のあるあの本堂を使ってのイヴェントで、音楽だけではなく、法話、法要もついた半日がかりのもの。
しかし本当にあんなでかい本堂で、ヘア・スタの音を出してしまっても良いのかと何度か尋ねたのだが、それを承知でお願いしているとのこと。
しかも、知る人ぞ知る本堂内のパイプオルガンを使ってのパフォーマンスを、という依頼。
詳細は下記URLにて近々アップされるはず。
　<a href="http://hongwanji-shutoken.net/live2008/"target=blank>http://hongwanji-shutoken.net/live2008/</a>

入場は無料なのでどんなことになっているか、どんな音が出てくるのか、覗きに来てみて下さい。

しかし中原は、22日に京都でオールナイトのイヴェントに参加して朝一で帰京し本願寺。
boidスタッフは本願寺に参加して、引き続きバウスにてオールナイト。
過酷な8月下旬である。
おそらく最も過酷なのは、両日のドライヴァーとして予定されている鈴木淳哉で、彼は現在函館にて某映画のスチールを撮り続けつつ人恋しくて泣いているという話なのだが、8月にこんなことが勝手に決められているとは思いもしないだろう。

その後、映画美学校試写室にて『コドモのコドモ』。
小学校5年生の女子が妊娠・出産してしまうという物語。
現在の学校教育の問題や家庭問題、地方自治の問題など現代社会が抱える問題をふんだんに盛り込んだ上で、それをいかにフィクションとして作りあげるかがこの映画の使命でもあったはずだ。
最初はさまざまな状況設定を丁寧にみせながら、中盤辺りで一気に「フィクション」へと飛躍。
一瞬、『レディ・イン・ザ・ウォーター』を思い起こさせる。
登場人物たちそれぞれに「役割」があり、それらをそれぞれがいかに全うしていくか。
演劇的な閉じられた世界を作りあげることによって、子どもたちだけの出産というあり得ない事件を正当化させようという構成である。
しかしもちろん、いったんその役割を引き受けてしまった以上もはや後戻りはできない、この閉じられた世界には舞台裏はない、ということをはっきり示すことができるかどうかがポイントとなる。
この映画の中で頻出する「責任」という言葉がそこで問題になってくるのだが、非常にシリアスな物語にもかかわらず何処か楽天的に見えるこの映画が語るのは、いい意味で「責任」を回避しつつ新たな道を切り開く「無責任＝責任」とも呼べるような立場がある、というようなことではないかと思われた。

ただ、親の立場としては、コドモと老人を主人公とするのはずるい、とも思えた。
あるいは、それくらい世の親たちは何かを放棄してしまっていると、訴えているのだろうか。
いや、放棄してしまっていても良い、放棄した親の実際に活きてきた時間＝歴史＝物語を、もう少しみせて欲しかった。
逆に言えば、その意味でも、多くの親たちに見てもらいたい映画でもある。
この映画を見ることで、それぞれの親が個別の物語を語り始めるとしたら、それこそが何かの始まりのようにも思える。

<strong>7月12日（土）</strong>

まずは、4号目のジャケット。
下記のような感じになった。

<a href="http://www.boid-s.com/ghetto-omote_s.php" onclick="window.open('http://www.boid-s.com/ghetto-omote_s.php','popup','width=300,height=304,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.boid-s.com/ghetto-omote_s-thumb.jpg" width="170" height="172" alt="" /></a>　<a href="http://www.boid-s.com/ghetto-ura_s.php" onclick="window.open('http://www.boid-s.com/ghetto-ura_s.php','popup','width=300,height=300,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.boid-s.com/ghetto-ura_s-thumb.jpg" width="170" height="170" alt="" /></a>

こうやってみると一体何を考えているんだか、というところであるが、製作時はやたらと盛り上がったのであった。
裏ジャケの、一見おしゃれ風なロケーションは、まあ、分かる人にはすぐ分かるように、boid事務所の窓際で、雑誌その他のイメージ写真なんて簡単にでっち上げられるなあ、というところ。
音の方もジャケットに負けずギンギンなので、お楽しみに。
7月31日発売である。

本日は暑さの中、昼まで爆睡。
結局なんだかんだ言いながら全然休めてなかったのでやはり疲れがたまっていたのだろう。
その後、ボーッとしながら、家の網戸の張り替え作業。
さすがに10年住んでいると網戸もボロボロになる。
これをすべて業者に頼むと相当な金額になるため、素人日曜大工となるのであった。
しかしまあ、凄い雷で呆れる。
高円寺・中野方面は雨は降らず突風と雷のみ。
あとからニュースを見たら、都心方面はもの凄いことになっていたみたいだ。
いずれにしても、雷嫌いな私は（静電気アレルギー、という病名があればそれなのだが）、ヒヤヒヤものの午後であった。
そしてそのせいもあってか体調は今ひとつで、更に猫と一緒に汗まみれになって寝る。
そんなグダグダの中、網戸作業は半分ほど終了。

夜はバウス。
ジミヘン初日。
今回の音楽ものは、映画祭のあとということもあって、あまり手をかけず、爆音でジミヘンやフーをやってるからちょっと見に行ってみるか、というような感覚で適当に立ち寄って適当に見て欲しい、という普通爆音のスタンスを今後のためにも作っていこうという試みであったのだが、さすがにそれだけだとそうは簡単に人は集まらないねえ。
本日の動員の倍くらいの動員があると大成功なのだが。
ブリブリの良い音が出ております。
ジミヘンはあと2日、その後は、キャンド・ヒート、フーなどなど。
フラッと寄ってみて下さい。

その後、デザイナーの河村くんと、ヘアスタTシャツの打ち合わせ。
この数日間ですべてをこなし、今度の週末からは予約開始予定。
すべて手刷りで、つまり1枚1枚が完全にオリジナル、単なるTシャツではなく、中原の作品を着る、という感覚で買ってもらおうという話になる。
時には、中原自身の手刷り＆サイン入り、という目論見も。
当然、年間予約者には格安料金、及び、サインもという大サービス付きとなるはず。
料金は、通常価格3900円予定。
どうやって販売するかは、この数日で決定。
つまり、来週もまた、私はハードな日々が続くということでもあるのだった。

<strong>7月11日（金）</strong>

ヘアスタ・ジャケットを本日も事務所に忘れる。
全く意味のない引っ張りになってしまった。
うーむ。

中原からはさらに、Tシャツのアイディアが。
8月中になんとかなると思うのだが、ヘアスタTシャツ第2弾で、今度は完全中原デザインのものをお届けできると思う。
月刊ヘアスタの第6弾発売記念、つまりついに半分まで到達記念Tシャツである。

夕方、篠崎がやってきて、10月にバウスでレイトショーする『殺しのはらわた』上映に関する打ち合わせ。
『殺しのはらわた』自体は30分と短いので、それを良いことに、8ミリ時代の作品も同時上映しようというような話になる。
秘蔵のゾンビものとか、留守番ビデオのオリジナル版とか。
あるいは、オールナイトにて、めったに見られることのない『浅草キッド』その他のテレビ用の作品も上映できないか、など。
『浅草キッド』の編集を我が家で延々とやっていたのは、もう10年くらい前だろうかと思って調べてみたら、02年の製作となっているので、6年前。
随分時間が経ってしまったように感じていたのだが・・・

<strong>7月10日（木）</strong>

昨日、中原からパナソニックのプロジェクターのランプがついに切れてしまったので交換用のランプを手に入れて欲しいという連絡が来て、あれこれ探していたのだが、ネット上をあれこれ調べてみてもすぐに手にはいるところはなくてメーカーへの注文になってしまうので、どうしても時間がかかる。
仕方がないのでその中のひとつの店舗に注文を出しておいたところ、本日連絡が来て、メーカーでも品切れで再生産の目処が立っていないとのこと。
製造中止ではなく、ある程度の注文が来たところで生産するようなのだ。
まあ確かにそれは製造側はそうしなければやっていけないのだろうが、20万くらいの金を出してプロジェクターを買った方からすれば、ランプが切れたら取り替えられないような物は売るな、ということである。
せめて買うときにそういうことを説明し、交換用のランプを必ず1点は附属しておくとか、それくらいの配慮は必要だろう。
まあもちろん、ランプの耐用年数からいって、通常の使用なら、ランプとプロジェクターと大体同じ時期にガタがくることを見込んでこういう事になっているのは分かるが、世の中には、あんたたちの考える「通常の使用」とは違う使い方をする人間もいるのである。
しかもそういう人間こそ仕事で使ってもいるから、ランプが切れたときの急ぎの交換は必至であるのだ。
いずれにしてもハードメーカーの思惑が、我々の知らないところで世界のシステムを作りあげてしまっているのだろう。

ランプの方は、ネット上を探し、電話をかけ、ようやく在庫のある店舗を見つけて注文。
とりあえずの解決はついた。
もちろんそれは、何の解決にもならない。

本日は、月末発売の月刊ヘアスタ4号「Electric Success in the Ghetto」のジャケ作り。
今日中に作ればギリギリ間に合うという綱渡り。
テーマは「怒り」だったのだが・・・（笑）。
今、手許に画像がなくて見せられないのが残念。
明日の日記をお楽しみに。

その後、バウスにて某紙の爆音取材を受け、そして音調整。
本日は、『フェスティバル・エクスプレス』と『ビー・ヒア・トゥ・ラヴ・ミー』。
『フェスティバル』の方は、最初見たときも思ったのだが、やはりジャニスのための映画。
男たちが、酒とドラッグでヘロヘロで演奏もそこそこなのに対し（バディ・ガイを除く）、ジャニスだけはますます生き生きとしてその歌声だけで世界わしづかみにする感じ。
アップばかりの映像なのも、カメラマンが彼女にどれだけ引きつけられたかの証でもあるだろう。
このツアーのジャニスだけのライヴ映画を見たくなったが、ただおそらく、背景に沈むダメダメな男たちの姿と共にこれを見るからいいのだろう。

そしてタウンズ・ヴァン・ザントの方は、特に爆音でなくてもOKな作品でもあるので音はすぐに決まり、音だけの調整ならそれでお終いにしても良かったのだが、やはりこれを見始めると途中で終われないんだよねえ。
「ビー・ヒア・トゥ・ラヴ・ミー」と言ってしまう男の弱さとずるさとを生んだ世界の空気がじんわりと伝わってきて、とにかくこれは最期まで見届けなければと思わされてしまうのである。
見るのはこれで、、3度目なんだけど。

というわけで、終了の時間がだいぶ遅くなり、皆さんヘロヘロ。
もう、今週末からは爆音週間が始まる。
とはいえ私は、果たして初日にバウスに顔を出せるだろうか、という事情も抱えているのであった。

<strong>7月7日（月）</strong>

いやあ、お騒がせしました。
といっても、何のことか分からない人も多数いるかもしれない。
実は、本日午後から夜12時くらいまで、リニューアル作業途中のboidページが公開されてしまったのであった。

夕方気がついたときは、あと少しなのでこのまま公開しながら修正すればいいかと思っていたのだが、やはりトップページがやりかけ、というのは良くないよねえ。
というわけで、元戻し。

数日後には完成版にてリニューアルである。
何も告知せずいきなりリニューアルして、「いやあ、boidも会社っぽくなったねえ」と言われたかったんだけどねえ。

本日は午後から青山がフランスで作った30分の短篇の試写。
日仏学院に向かう途中、この短篇はフランスを舞台にしたフランス語の映画なのだということをあらためて思い出す。
つまり、フランス語を解さない私には字幕がないと物語の詳細は分からぬまま、ということになる。
まあ、字幕があろうがなかろうが印象は変わらないのだが。

日仏学院にようやくたどり着くと（例によって苦手な市ヶ谷方面で実はあれこれあったのだが、秘密）、関係者勢揃い中。
黒沢さんの奥さん、弘美さんも元気になって出動している。
いやあ、良かった。
この映画が完成したこともめでたいが、弘美さんがこうやってみんなの前に出て来られるほど回復したというのも更にめでたい。

映画は、言葉が分からずこちらも日本語の規制から外れたためか、青山作品の中で最も自由で解放感のある映画になっているように思えた。
なーんだ、もうこれからずっと海外で撮ればいいじゃん、と思ってしまうくらい。
まあ、実際に監督する方にとったら「自由」も「解放」もないのだろうが。

ただこの映画の自由さと解放感は、おそらく編集の賜でもあるだろう。
先日の新文芸座でのトークを聞いた方々は、想像がつきやすいかもしれない。
カットの厳密さがもたらす解放感といったらいいか。
まさにここしかないという場所で切り取られた断片がつなぎ合わされたとき、その厳密さは「堅苦しさ」をもたらすことはなくある持続と解放をもたらすことを、この映画のカットが教えてくれる。
特に前半。
自転車に乗った主人公が友人たちの周りを回る辺りとか、当たり前のように撮影されたものが当たり前のように繋がれているように見えるが、実はあれは、実際の彼らの位置関係や移動のスピードから考えると、まったく現実的ではないいくつかのショットが繋がれたものではないか？
あり得ない断片が軽やかに繋がれているのか、あるいは、当たり前の断片が繋がれている故にあり得ない断片が繋がれているように見えるのか。
何というか、ある厳密な当たり前さが通常なら決してあり得ないデタラメな場所へと導いてくれる、そしてその道筋もまたデタラメ差へとたどり着く唯一の道を選ぶ厳密さに支えられている、というような感じ。

で、後半は次第にひとつのショットの時間が長くなり（そう感じられるような構成になり）、「デタラメな場所」の緩やかさがジワジワと広がり出す。
その持続感にはそれがいつ終わるか分からないという緊張感と、いつ終わっても良いのだという楽天性が同居していて、それが何か、あり得ないような希望をもたらしてくれるのかもしれない。

しかも青山によれば、何とこの続編も企んでいたようなので、実際にそれを撮るかどうかはともかく、何とも頼もしい映画であった。
次回は、日本のスタッフたちも引き連れての多国籍スタッフによる海外ロケ作品とかできるといいなあと思った。

そうそう、この映画でついに、音楽でも世界一を目指さなくても良いのにとつい思ってしまうのだが、いずれにしても志は世界一のバンド「ヒマラヤ」がデビュー。
これもめでたい。
あのピアニカは、斉藤陽一郎なのだろうか？

<strong>7月6日（日）</strong>

せめて「スピード・レーサー」くらい見に行こうと思っていたのに、やはり動けず。
ダラッとしたままの日曜日であった。

昨日は昼から月刊へア・スタ5号のレコーディング＆マスタリング。
今回はスタジオ・ライヴで行く、ということにして、調布にあるピースミュージックのスタジオに予定より早めに到着。
すでにその時点でタイトルはほぼ決まっているところが凄い。
機材のセッティングが終わり、音のチェックをしているうちに演奏に突入。
30cmX10cmX10cmくらいの、銀色の缶にマイクを貼り付けたものを音源にして、それを揺すったり叩いたりしながら、あとは複雑に組み合わされたエフェクター操作にて。
轟音の中で音が微妙に変化していく。
その音の揺れ、音質の移ろいが何とも言えず良いのであった。

しかし私は、ミキサー室にいればいいものをついスタジオ内に留まってしまったため、気がつくと完全に耳をやられていた。
私も中原もそのやられた耳のままでのマスタリング作業。
エンジニアの中村さんだけが頼りなのであった。
しかし、スタジオ内で聴くよりさらにはっきりと、音の変化が聞こえてくる。
いわゆるノイズのイメージに近い作品ではあるのだが、結果的にその音の中に浮かび上がってくるのは、轟音によってしか語り得ない音の物語と言えるようなものとなった。
まあ、呆れるようなギャグ、というか、冗談というか、まさに中原にしかできないお笑いも当然のようにあるのでお楽しみに。

隠しても仕方がないので発表しておくと、アルバム・タイトルは、「30 minutes Panty People」。
30分一曲。
相変わらず、目の覚めるようなタイトルであるが、まあ、ギャグの方はこのタイトルから想像してみてください。
8月末に、判明します（笑）。

さらに6号目用に（本来は5号目用に）作られたいくつかの音源を確認。
2，3曲、非常に素晴らしい曲がある。
このまま5号目として出しても良いくらい。
だが、この5号目の後に6号目のこの音、というのがまさに「現在」の危うさをとそのテンションを示すように思われる。
さらにその次へと踏み出す準備完了、という感じである。

その後、吉祥寺ユニオンへ。
ライ・クーダーの新作は、日本盤が出るまでまとうと思っていたのだが、特別版の方のライ・クーダー執筆による小説が果たして日本盤でも翻訳されるかどうかは怪しいと思われ、我慢できずに小説付きの方を買ってしまう。
ヴェンダースの短篇にも出てきた「トロナ」という砂漠の中の町が、その舞台のひとつにもなっている。
ニクソンやスペード・クーリーについての会話などもあり、まるで、ジェイムズ・エルロイの小説でも読むような感じもする。
そういえば、「チャヴェス・ラヴィーン」もそうだった。
しかしこんな贅沢なアルバム、というか本を出したいねえ。

<img alt="flathead.jpg" src="http://www.boid-s.com/flathead.jpg" width="170" height="230" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FI-Flathead-Ry-Cooder%2Fdp%2FB0017PCXQG%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1215356147%26sr%3D1-1&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>Ry Cooder "I, FLATHEAD" →</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

もう一枚。
ナイジェリア70年代のロック・オムニバス。
中原によればこのシリーズはどれもかなり面白いのだそうだ。

<img alt="nigeria.jpg" src="http://www.boid-s.com/nigeria.jpg" width="170" height="155" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FNigeria-Rock-Special-Various-Artists%2Fdp%2FB0015GRAS8%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1215357331%26sr%3D1-1&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>NIGERIA ROCK SPECIAL →</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

その後、新文芸座にて、青山とトーク。
失業と労働意欲との関係について、労働意欲と会社設立とそれに伴う社会システムの不条理について、それから音楽とカメラについて。
ヌーヴェル・ヴァーグの時代はカメラ＝万年筆であったが、今やカメラ＝ギターとでも言いたくなるが、果たしてそれがどんなことなのかは、青山の今後が示してくれるだろう。

あとは、編集の細部について。
青山からのお薦めは、「コッポラの胡蝶の夢」。
この編集の繊細さは本当に素晴らしいとこと。
私もちょっと前に見に行ったのだが、あまりの疲れで、ついウトウトしてしまい、この日記にも書かなかったという事情あり。
音作りの繊細さも相変わらず凄かったので、再度見に行ってみようと思う。

<strong>7月4日（金）</strong>

いきなりのこの暑さである。
当然、へばる。
胃腸の不調が酷く、仕事のため夜に予定していた試写もキャンセル。
しかしオリヴィエ・チラシの入稿もずれ込み、結局23時過ぎにようやく完了。
ブチブチ言いながらも、結局やたらと働いているような気がする。
オリヴィエ特集、多くの人に見てもらえると良いのだが。

明日は月刊へア・スタ5号のマスタリング。
本日のライヴを終えた中原から連絡があり、明日はスタジオ・ライヴ録音となる。
予定より2時間早く集合。

それを終えたら、夜は新文芸座にて、青山特集。
「Helpless」「ユリイカ」「サッド・ヴァケイション」の3本立ての前に、青山とトーク。
3本続けて見るのは相当ヘヴィで、多分終了は朝6時を大きくまわることになるはずだが、こうやって一気に見ると、その3本の連続と切断が手に取るように分かるはずだ。
しかし私は無事午後10時に、新文芸座にたどり着けるだろうか。

あと月曜日、ユーロの「狂気の海」レイトショーの上映の際、中原と高橋さんのトークが急遽決まったとの知らせ。
あの映画とこの二人の組み合わせなので、一体どうなることやらとドキドキするのだが、さらにこの日の中原のスケジュールを知っていると、別の意味でドキドキが加速するのであった。

<strong>7月3日（木）</strong>

呆れたことに、『冷たい水』の一部がYouTube にアップされていた。

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まあ、音楽好きならこれを見たらもう何があってもこの映画は見に行かざるを得ないだろう。
そしてこの映画から一部を抜き出して誰かに見せようとしたらまさにここだろうという約7分間。
レナード・コーエンとCCRが流れる間、台詞は一言もなし。
ドンピシャのタイミングで窓ガラスが割られ、椅子が火の中に投げ込まれる。
世間知らずの高校生たちの不安や焦りや夢や野心や愛や憎悪がすべて彼らとカメラの動きの中に納められる。
通常の劇映画の中でこんな瑞々しいシーンを見たことがあるだろうか？
映画はこんなに自由で、そしてすべてを描くことが可能だということを、この7分間が教えてくれる。
8月の爆音では、その愛と自由をたっぷりと堪能していただけたらと思う。

当然、boid事務所の午後は、『コスモス・ファクトリー』がガンガンと流れたのであった。
あのアルバムのB面は、本当に名曲揃いなんだよねえ。

夜は爆音調整、『ジミ・ヘンドリックス』と『ワイト島のザ・フー』。
ジミ・ヘンのモノラルの音がかなり良し。
音の太さが違う。
シーンごとに音質のばらつきはあるが、まあそれはそれ。
途中、テレビ出演時の演奏も何度か出てきて、それはもう全く低音が出ていない。
ほとんどギターだけが聞こえてくるという音の作り方がされていて確かにギターの音は良い感じで聞こえてくるのだが、しかしその後通常のライヴシーンになって低音がドーンと出てくると、いかに我々は選ばれた音だけを聴いていてそれにすっかり馴染んでしまっているか、ということを思い知らされる。
そういうことを知る意味でもこの音のばらつきは必要なのだ。

ザ・フーの方は、ジミ・ヘンと反対で、くっきりと美しく音が5．1チャンネルに分解されている。
いつもならそれをさらに混ぜたくなるのだが、今回はその分離を活かしたままで、音質を調整したのみ。
この分離のいい音もまた、フーの何かを伝えてくれる。
しかも、相当な音圧。
映画ではなく、ライヴを見たときの耳鳴りが残るのであった。
これはもう、盛り上がらざるを得ないでしょう。

その音響調整の途中に中原から連絡あり。
5日の土曜日に月刊ヘアスタ5号のマスタリングがあるのだが、今回ばかりはかなり苦しいとの報告。
実は数日前、某トリビュート・アルバムのための某曲のリミックスを中原が行ったのだが、これがかなり面白くて、本人も相当気に入っている模様。
我々も本日はそれを何度も聞いてニコニコしていたのだが、じゃあ自分のアルバムもこれくらいの完成度に、という風に思ったらそれはかなり大変だろう。
一体5号目はどうなるか、最悪の場合は1ヶ月遅らす、ということも考えている。
ただやはり、どんなときでもその時の状態のまま無理矢理出す、そこで何ができるか、というのもこのシリーズのコンセプトでもあるので難しいところである。
しかし恐ろしいのは、多分本人もそう思っているかもしれないが、調子が良いときに限ってこういう風な事態となることである。
まあ、そんなものかもしれない。

深夜の帰宅後、メールをチェックすると、友人から、6日の日比谷野音に来てくれとの知らせ。
<a href="http:// www.pl ankton .co.jp /wb08/ index. html "target=blank>これ→</a>
一生忘れられないライヴになるとのことである。

<object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/mIErpASk3aA&hl=ja&fs=1"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/mIErpASk3aA&hl=ja&fs=1" type="application/x-shockwave-flash" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object>

こんなライヴである。
日曜日、野音で午後4時スタート。
お一人様6800円でペア券13000円。
最近はほぼ全くこういうコンサートに行っていないのでこの値段が高いのか安いのかよく分からないが、「一生忘れられない」としたら、圧倒的に安い値段であることは確かである。

で、思い出したのがもうすぐ始まるPFFのサーク特集のフリーパスの話。
どうやら発売とほぼ同時くらいで売り切れてしまったという。
私の周囲でも、フリーパスが買えずしょぼくれている人間が何人かいる。
確かにフリーパスで見るのと当日券、前売り券で見るのとでは金額的にかなりの開きがあるのだが、見られなくなったわけではない。
前売り券はちゃんと売られているし、当日券も出すとのこと。
フリーパスがあっという間に売り切れたことで、その他のチケットももう買えないのではないかとしょんぼりしているとしたら、それは間違い。
それこそ一生悔やむことになるので、取りあえずまずは前売りを買いに走ってみて下さい。

<strong>7月2日（水）</strong>

昨夜、キム・フォウリーを堪能してしまったためか、本日はすっかり頭がフニャフニャである。
しかも昼からは税理士と共に5時間くらいかけてboidの財務整理。
まあこれまであまりに適当にやってきたのが悪いのだが、しかし、個人であれこれやってきたものを引き継ぐ形で会社を作るのは、予想以上にやっかいなことであった。
会社にしてからこの一月半、会社の金か個人の金かろくに区別もつかぬまま運営してきたものが、ようやくここに来てさっぱりする。
そのために、思わぬ労力を使うことになったのだが。

あと、8月のオリヴィエ特集の詳細が決まってくる。
<a href="http://www.boid-s.com/boid_events/358.php">こちら→　</a>にも掲載したのだが、ここに記されているものの他に、さらに2回のオールナイトも決定。
1度目は8月2日の23時から、オリヴィエ作品をメインに、ジム・オルークと梅本さんがゲスト。
中原も参加するかもしれない。
その3人による鼎談とオリヴィエ作品。
梅本さんとジム・オルークは共に「デーモンラヴァー」に参加しているので、その時の話になると思う（もちろん「デーモンラヴァー」も上映）。
そしてもしかすると、日本ではまったく見られなかったオリヴィエが作った音楽ドキュメンタリーを上映できるかもしれないが、その可能性は1割くらいか。
それがダメな場合は、やはり音楽ものの「冷たい水」を上映することになると思う。

もう1回は8月23日。
こちらは、「アメリカの友人たち」の作品を。
青山・黒沢による、「アメリカの友人たちとして映画を撮り続けること」に関する対談を予定している。
この対談も、この日記を書いているほんの1時間ほど前に確定した。
お楽しみに。
心配は青山のダブルブッキングではあるのだが、先ほど、「7月ではないよね、8月だよね」という更なる確認のメールも来たので、大丈夫だろう。

<strong>7月1日（火）</strong>

朝も早くから青山の電話で起こされる。
いや、「早く」というのは違う。
通常の社会人ならすでに働いているか通勤列車に乗っているくらいの時間。
とはいえ通常はかかってこないそんな時間の電話だから、またもや誰かが倒れたかと慌てたのだが、「生きもの」ではなく「もの」だったので一安心。
青山のパソコンがクラッシュして、データがすべてダメになってしまったかもしれないとの知らせ。
最初はシステムトラブルのようにも思え、ハードディスク内のデータは無事だろうという話をしていたのだが、詳しく症状を聞くとどうもソフトの問題ではなくハードの問題のようで、しかもハードディスクがやられた可能性も高い。
とにかく、素人が直そうとしても病は深まるばかりだから修理店にということでその場は収まるが、後からの報告によるとやはりハードディスクで、そうなるとこれまでのデータがほとんどダメになっている可能性が高い。
まあ7年も使い続けていたというから、寿命といえば寿命。
だが失われたデータは戻ってこない。
幸い小説類はほとんどが編集者の手元に渡った後、ということなので大事には至らず。

こちらは落ち着かない1日。
とにかく急ぎで、「レディ・アサシン」と、その後に続くアサイヤスを巡る小特集の爆音レイト4週間の告知・宣伝を始めねば。
チラシの制作の準備、スケジュールの詰め、などなど。
あと1ヶ月早くことを進められればと思うばかり。
だがそれはそれできっとまた別の問題が出てくるのだ。
事態は常に緊急である。
そこで何ができるか、何を考えられるか。
だが多分、それは、我々が考えるようなスピードとは違うスピード感を要求されるのだろう。

というわけで、先日のジュンク堂イヴェントで話題になったキム・フォウリーの『OUTRAGEOUS』を聴く。

<img alt="outrageous.jpg" src="http://www.boid-s.com/outrageous.jpg" width="170" height="170" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FOutrageous-Good-Clean-Fun-Fowley%2Fdp%2FB000024H6G%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1214928728%26sr%3D1-1&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>OUTRAGEOUS →</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

つまり、何というか、緊急事態の中でなお、いかにバカバカしく他愛なく生きられるか、ということでもあるのだ。
イヴェントに参加した人だけにしか通じない言い方で申し訳ないが。
ジュンク堂のイヴェント自体がまさにキム・フォウリー的なものとして、機能し始めているようにも思う。

<strong>6月30日（月）</strong>

通夜から葬式と、田舎の年寄りたちと共に気の遠くなるようなマッタリとした時間を過ごした後の月曜日は、いつにも増して調子が狂う。
しかし、葬儀をする子どもたちももう立派な年寄りで、はっきりと消耗していたりするから、この先の10年間で一体何回こういった葬儀に立ち会うのだろう。
こうやって全員が勢揃いするのもこれが最後かもしれない。
しかし、40年ぶりに会った何人かの親戚などは、私はまだ小学生のままであり、この先10年とこれまでの40年が一気に重なり合ったりもする。

そんな時間の淀みを抱えたまま、本日は、『ルー・リード／ベルリン』へ。
これもまた、72年に発表されたアルバムの30数年ぶりのライヴでの再演という時間の物語でもある。
もちろん、30数年前のルー・リードがそこにいるわけではない。
圧倒的に歳をとり、深い皺の刻まれたひとりの老人がステージに立つ。
体型はほとんど変わらないが、声はもう完全に老人の声である。
私はかつて、ルー・リードのドキュメンタリーDVDの解説で、ルー・リードの「強靱な匿名性」について書いたことがある。
この映画を見てショックだったのは、その「強靱な匿名性」が何処かで失われ、年老いつつあるルー・リードという個人の物語を語る映画の主人公として、彼の肉体がそこに見事に収まっている、ということであった。
ひとりの人間の物語としてはそれはそれで十分に成立していてまったく問題ないのだが、個人的な意見を言わせてもらえば、年老いてもなお、訳の分からない強靱さを不意に見せつける人間離れした人をそこに見たかった。
NHKホールでの時も見事だったが、神宮球場のフェスティバルで来日したとき、半分お祭り騒ぎのステージ上で、ひとり硬直したまままったく違う空気を発していた20年前の姿が忘れられない。

というわけで、猛烈に『Live in Italy』が聞きたくなったのだった。
フレッド・マー、フェルナンド・ソーンダース、ロバート・クインという、私にとっては最強の布陣のライヴ。
このアルバムと、そのちょっと前に出た『ブルー・マスク』という80年代前半の2枚がルー・リードの最強のアルバムと言ってしまったら、顰蹙を買うかもしれないが。

しかしこの映画を見たら、Fソーンダースがまだ一緒にやっているのでビックリした。
でも、彼のベースの音があまり聞こえてこないんだよねえ・・・。
今聴くと、どこかソウルのパッケージ・ショーのようにも聞こえてくる『ベルリン』の曲の数々には、ソーンダースのベースはあまり合っていないのかもしれない。
それに、おそらく、プロデューサーのハル・ウィルナーなのか、あるいはルー・リード本人なのか、かなり音をいじっているのではないか？
たとえばそれまでは聞こえていたはずのシンバルの音がほとんど聞こえてこなくなり、ギターの音だけが大きくなるとか、1曲の中の曲の展開によってバンドの音のバランスが微妙に調整されているようなのだ。
私の耳の問題なのかもしれないが。
いずれにしても、演奏自体は、『ベルリン』収録曲ではない、最後から2番目にやった「ロック・メヌエット」が一番、バランスが良かったように思えた。
最も完成度が高いというか。
こういったステージは、すべてがうまくいっていないといけない。
ロックンロールのライヴではなく、あくまでもショーであり、ショーであるが故にある種の強靱さが浮上するような、そんな仕組みが求められる。
その意味でも、ソウルのステージに近いのではないか。
先日の日記に書いた、アントニーの歌声は、そういった要求に立派に応えていたと思う。

まあ、とにかく、見たら見たであれこれあれこれあれこれあれこれ、思うことが次々に出てくる映画であることは確かである。

とはいえとにかく『Live in Italy』である。
私はもう、ルー・リードのアルバムはほとんど持っていないので、試写の帰りに西銀座のHMVによってみた。
案の定、在庫切れ。
仕方なく、というか、やはりこれも持っていない『ブルー・マスク』を買う。
とにかく、ロバート・クインのギターが聞きたくてたまらなくなってしまったのだ。
もはやどちらがルー・リードなのか分からない、ギリギリとした音をガツンとあびずに何をしろというのか。

で、ふと見ると、その奥に置いてあった『Take No Prisoners』の帯に「ミストライアル」という邦題が。
しかし『ミストライアル』は赤いジャケットの86年のアルバムで、帯を見ても確かに、そのアルバムについての解説が。
つまり、パッケージ作業の際のミス。
というわけでついでにそれも買ってしまったのであった。
これは、罠なのか・・・

<img alt="live_in_italy.jpg" src="http://www.boid-s.com/live_in_italy.jpg" width="170" height="170" />　<img alt="blue_mask.jpg" src="http://www.boid-s.com/blue_mask.jpg" width="170" height="170" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B4%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25BF%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC-%25E7%25B4%2599%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2582%25B1%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E4%25BB%2595%25E6%25A7%2598-%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%2Fdp%2FB000H5TZUE%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1214842433%26sr%3D1-7&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>ライヴ・イン・イタリー→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />　　　　　　　　　<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2583%2596%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2583%259E%25E3%2582%25B9%25E3%2582%25AF-%25E7%25B4%2599%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2582%25B1%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E4%25BB%2595%25E6%25A7%2598-%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%2Fdp%2FB000H5TZTU%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1214842500%26sr%3D1-34&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>ブルー・マスク→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

<img alt="take_no_prisoners.jpg" src="http://www.boid-s.com/take_no_prisoners.jpg" width="170" height="196" />　<img alt="mistrial.jpg" src="http://www.boid-s.com/mistrial.jpg" width="170" height="170" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2583%2586%25E3%2582%25A4%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25BB%25E3%2583%258E%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2583%2597%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25BA%25E3%2583%258A%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25BA%25E3%2583%25BB%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B4-%25E7%25B4%2599%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A3%25E3%2582%25B1%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E4%25BB%2595%25E6%25A7%2598-%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%2Fdp%2FB000H5TZT0%2F&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>テイク・ノー・プリズナーズ・ライヴ→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />　　<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FMistrial-Lou-Reed%2Fdp%2FB00000739T%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1214842262%26sr%3D1-49&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>ミストライアル→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

それからこの間、オリヴィエ・アサイヤスの『レディ・アサシン』について、黒沢さん、梅本さん、川口敦子さんから、ありがたいコメントをいただいた。
もう、これを読んだら誰だって一度は劇場に駆けつけざるを得ない、そんなコメント。
ここで紹介したかったのだが、さすがに本日分があまりに長くなったので、近々別ページにて。
チラシにも掲載する。
映画共々お楽しみに！

<strong>6月26日（木）</strong>

朝、103歳になる祖母が息を引き取ったとの知らせあり。
この祖母の生命力に関するエピソードは多数あって、本当にもう、このままずっと生き続けるのかと思っていたのだが、やはり人は死ぬ。

午後から、『AA』の今後に関する打ち合わせ。
本日から新潟での上映が始まり、とにかく出発点に戻ったことで取りあえずの区切りがつき、その後の展開のためのあれやこれやであった。
まだ漠然とはしているが、やらねばならないことははっきりしている。

夕方からはジュンク堂にて、12枚のアルバム3回目。
湯浅さんを向かえてのトーク。
ますますかつての深夜放送に近いノリでの90分。
驚いたのは、二人の持ってきたアルバムのアーティストを、来場者たちのほぼ誰も聞いたことがないという事実。
20年前、こちらが当たり前のように聞いていたものが、もはやまったく忘れられてしまっている。
というか、それくらいいろんな音楽が氾濫し、短いタームで移り変わっているのだから、若者たちは本当に大変である。
覚えることや、聴かねばならぬものや見なければならないものが多すぎ。
これからの人たちが100年も生きた日には、その大量の記憶ですべてが押しつぶされてしまうのではないかと思う。

その後、バウスにて爆音調整。
本日はキャンド・ヒート。
テレビのモニタで見ていると、ちょっと走りすぎではないかとも思えたノリノリの演奏は、大画面大音量で聞くと、やはりこれはこれで良いのだと納得。
演奏のスタイルはもはや過去のものではあるのだが、ただ確かにこのような演奏があり、こうやって音楽が演奏されていたという事実が、まるでその場にいたかのように、実感される。
今回のラインナップの中では、知名度で言うとタウンズ・ヴァン・ザントの次に低いバンドだが、キャンド・ヒートをやることにして良かった。
すでにアル・ウィルソンの死亡後のライヴのため、「オン・ザ・ロード・アゲイン」でのあの裏声を聞くことはできないが、それはそれ。
このライヴでの冒頭の「オン・ザ・ロード・アゲイン」は、ロックの持つ狂暴さを十分に感じさせてくれるもので、我々はまさにこの音を聴くために路上にあるのだと思わせてくれた。
これを見ると、久々に『都会のアリス』が見たくなるねえ。
アイスクリームをなめながら「オン・ザ・ロード・アゲイン」をぼんやりと聞いていたアリスのけだるい時間が、今もまだ何処かで続いているような気がしてならない。

とはいえ、金・土は通夜＆葬式。
落ち着かぬ日が続く。

<strong>6月25日（水）</strong>

昨日の『ハプニング』だが、『大いなる幻影』の他に、もうひとつ、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』もまた「その後」の映画だと書くのを忘れていた。
取りあえず、この2本を見て、『ハプニング』を見ると、ほんとにおかしな気分になるんじゃないかと思う。

8月に2週間の爆音レイト・ショーを行うオリヴィエ・アサイヤスの『レディ・アサシン』と、その後に続く特集、「オリヴィエ・アサイヤスとアメリカの友人たち」に関して、青山から以下のようなコメントが届いた。

<blockquote>自分の体を日本人との取引に使ったアメリカ男に別れを告げ、北京でのクラブ経営を夢見るフランス女は仕事仲間と麻薬取引を実行するが失敗、窮地を雇い主である中国男に救われる。逃げた先で遠くに見えるホテル・アイビスのネオン……。いま映画を撮ることはもしかすると世界じゅうの大都市にあるこのビジネスホテルのようになることかもしれない、と一瞬頭をよぎった。ことにアメリカ以外の場所で映画を撮ることは。点を線で結ぶのではなく、無数の点になること。ただし、この「点」はアメリカにだけは存在しない。ｎ－ａ。勝利も敗北もない地平で『レディ・アサシン』はそこに達成する。同時にこの達成は新世界、つまりアメリカ行きの搭乗口から引き返すことでもあるようだ。それでいい、とオリヴィエは言う。私もそう思う。アメリカ映画を作るよりアメリカの友人でいることを択ぶのも悪くない。</blockquote>

青山のブログにも書かれていることなのだが、アメリカ映画を作ることとアメリカの友人になることとはまったく別のことである。
無数の点になることはそれなりの覚悟が要る。
無数の点になることだけではなく、無数の点としてあることも要求されるからである。
アメリカ映画は常にそこからの脱出を夢見てきたしそのことを描くことで結局は無数の点となっていたのだが、アメリカの友人であることは、無数の点となり無数の点であり続けることを意図的に選択することでありそのことを描くことによってかろうじてアメリカ映画を支える。
例えば世界的に評判の悪かったヴェンダースの『夢の涯てまでも』の既視感が、90年代の多くのアメリカ映画を支えていたと言うことはできないだろうか。
同じように、『大いなる幻影』や『エリ・エリ』の既視感が、今後のアメリカ映画を支えていくだろう。
つまり8月のオリヴィエ特集は、単なるオリヴィエ・アサイヤスの特集でありつつも、今後のアメリカ映画を予め見てしまう特集でもあるのだ。
それらは単なる無数の星としてしかないが故に、未来のすべてが詰まっている。
オリヴィエ・アサイヤスは、そんな孤独だがこの上ない贅沢な道を歩み始めているのだと思う。

<strong>6月24日（火）</strong>

どうしようもなくグズグズな日中を何とかやり過ごし、夜はシャマラン『ハプニング』の試写。
『レディ・イン・ザ・ウォーター』の壮大さから、今回は壮大さを装ったB級作品へ、といったところか。
とにかく冒頭からいきなり何かが起こる。
その早さがなかなか良いし、その後、一方で非常にオーガニックな物語へと展開しそうなところを、あまりに残酷なというか、あまりに酷い人々の死に方によって、ただ単に人を殺したいだけの映画にも見せてしまう。
しかしこの説明のなさ。
『クローバーフィールド』といい、この映画といい、あるいは『インディ・ジョーンズ』最新作もそうなのだが、とんでもない何かが起こってしまうときのあまりの説明のなさは、一体何なんだろう。
この映画では特に、「世界は説明がつかない」という台詞が何度も繰り返されていた。
まあ、それとは別に、この映画の場合、『大いなる幻影』（黒沢版）を見てしまっている我々は、10年前にもう、この映画の『その後』を見ていたのではないかという奇妙な既視感を覚えるはずだ。

家に帰るとこれ（↓）が到着していた。

<img alt="kyofu1.jpg" src="http://www.boid-s.com/kyofu1.jpg" width="217" height="267" />　<img alt="kyofu2.jpg" src="http://www.boid-s.com/kyofu2.jpg" width="217" height="270" />

<strong>フランス版『恐怖の映画史』</strong>である。
話があったのは3年前くらいだったろうか。
boidの海外進出第1弾（笑）。
あまり厚くはない本だが、中を見ると、話題になっている映画の画像が盛りだくさん。
単に多い、ということではなく、あるシーンの流れが分かるように掲載されていて、これは、スチール写真ではなく、コマ抜きだろう。
フランスでの画像の著作権がどのようになっているのか、どうやって処理されているのか分からないが、現在の日本の出版事情を考えると、とんでもなく贅沢な本になっている。
『ジョーズ』と『カリスマ』の爆破シーンが4コマと3コマ2列に並べてあったり、『CURE』のラストと『エクソシスト3』の廊下と病室の何コマかが見開きページの両側におかれていたりと、フランス語はまったく分からないのだが、そういった写真を見るだけで、語られている内容を思い出す。

思えば、一番最初にCD-R版を作ったとき、インタビューから文字おこし、まとめまで、全部ひとりでやったのだった。
もう、あんなことはできない。
若者たちを頼るばかりである。
まあ、それでいいのだと思うのだが。

そうそう、ルー・リードのライヴ・ドキュメンタリーを見たバウスの西村さんが、その中に出てくるルー・リードが絶賛しているアントニーというミュージシャンがかなり凄い、という話をしてくれた。
このアルバム↓

<img alt="antony.jpg" src="http://www.boid-s.com/antony.jpg" width="170" height="170" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2582%25A2%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25A0%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BB%25E3%2583%2590%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%25E3%2583%25BB%25E3%2583%258A%25E3%2582%25A6-%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2588%25E3%2583%258B%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25B3%25E3%2583%2589%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25B6%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25B8%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BD%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25BA%2Fdp%2FB0007WZVH8%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1214325543%26sr%3D1-1&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>Antony and the Johnsons →</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

日本盤が発売されたときに私は買って聞いていたのだが、ヨーロッパ的な演劇臭が少し強くて、それさえなければもっと素直に聞けるのにと思っていた。
だが多分、ライヴを見ると、印象もかなり変わるのだろう。
聴き直してみると、なかなか良かった。
次回の試写には行くつもりなので、どんな風な登場の仕方をするか楽しみではある。

<strong>6月23日（月）</strong>

ようやく本日より通常営業に戻る。
月曜日で、月刊ヘアスタ3号が完成したばかりということもあって事務・発送作業を延々と。
今後のboidの展開について何となく妄想を広げつつ、黙々と作業をこなす。
したがって特に書くこともなし。
妄想は妄想なので、ここで書いてしまっては単なる嘘つきになってしまう。

そんなところへ小田君から、こんな映画があるんだけど、誰か公開してくれないかというメール。
<a href="http://www.girlsrockmovie.com/"target=blank>「Girls Rock」→</a>
簡単に言ってしまうと、「スクール・オブ・ロック」の実際版というか、「キャンプ・オブ・ガールズ・ロック」というようなことか。
予告編を見ると、これはロックの魅力に取り憑かれた誰もが経験したはずの初期衝動が作り出す魅力に溢れた躍動感が存分に伝わってくる。
公式HPの感想文にもそんなことが書いてあったように思う。
来年の爆音映画祭で上映できたら良いんだけど。
何処かの配給会社が買ったりしてくれないだろうか。
という営業を、明日から始めるわけである。

帰宅すると、アマゾンからこのアルバムが届いている。

<img alt="keith_w.jpg" src="http://www.boid-s.com/keith_w.jpg" width="170" height="170" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2FExcerpts-Group-Sessions-1965-1974-Keith%2Fdp%2FB00000AYYC%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1214237515%26sr%3D1-1&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>Keith West →</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

キース・ウェストのシングル盤や未発表曲を中心にしたアンソロジー。
注文したのは多分、今年の初めの方だったように思う。
rpmからリリースされるこのコンピレーション・シリーズはどれも内容が良くて、かなりの数買っている。
それぞれに付けられた詳細な解説を翻訳して1冊の本にできたら、それだけで、60年代の若者たちのロックへの初期衝動から洗練への過程が手に取るように分かるものになるのではないかと妄想はさらに膨らむのであった。
このアルバムもまた、見ただけでニコニコしてしまうようなジャケットのようなキラキラした音が詰め込まれたものであった。
この音を聴いていると、すべてがやり尽くされた後でもなおやるべきことはあるのだという気がしてくるから不思議だ。

<strong>6月21日（土）</strong>

雨水をたっぷり含んだ墓地の湿った空気は十分に重たくて、自分がそこにいることさえ忘れてしまいそうになる。
友人の死から1年が経ってしまったわけだが、1年という時間が長かったのか短かったのかということもよく分からなくなるような幽かな時間の中に、ゆっくりと捕らわれているのかもしれない。
一昨日からの月刊ヘアスタ3号のパッケージ＆発送作業によってか、身体がだいぶ楽になったにもかかわらず、やはり寺の空気は只者ではない。

思えば昨年の今頃は、もうちょっと暑かったような気がする。
本日もこの湿気と雨模様のおかげで、バウス屋上で予定していた爆音映画祭打ち上げを兼ねたバーベキューは延期。
午後からは、7月の爆音ロッカーズ・チラシ作成の仕上げに入る。
湯浅さんからは、『ビー・ヒア・トゥ・ラヴ・ミー』のための下記のようなコメントが届いた。

<blockquote>このろくでなしのゴクツブシのいい歌うたいのどうしようもない全身流浪の心のありかは、アメリカの良心とかいうチンプな言葉で括れるようなところにはない。音楽の本質はスタイルの奥にあるのだから。ダービー・クラッシュやジョニー・サンダースやダニエル・ジョンストンを愛する者こそ見なければならないハードコア人物伝。俺は泣いた。<br>
湯浅学</blockquote>

もう、来週からはそのための爆音調整が始まる。
8月のオリヴィエ特集のラインナップ確定までは、もう少し。

<strong>6月18日（水）</strong>

症状は昨日よりさらに悪化。
全然ダメじゃん、という事でほとんど何もできず。
宮田君がやってきて、来年に向けてのboid書籍についての話をしただけ。

そんなどうしようもない日の音楽は、この2枚。

<img alt="princebilly.jpg" src="http://www.boid-s.com/princebilly.jpg" width="170" height="170" />　<img alt="costello.jpg" src="http://www.boid-s.com/costello.jpg" width="170" height="170" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25BB%25E3%2583%2580%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25B6%25E3%2583%25BB%25E3%2583%25A9%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2588-%25E3%2583%259C%25E3%2583%258B%25E3%2583%25BC%25E2%2580%259D%25E3%2583%2597%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25B3%25E3%2582%25B9%25E2%2580%259D%25E3%2583%2593%25E3%2583%25AA%25E3%2583%25BC%2Fdp%2FB001714C78%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1213806812%26sr%3D1-3&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>ボニー“プリンス”ビリー　→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />　　　　　<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E7%2599%25BE%25E7%25A6%258F-%25E5%2588%259D%25E5%259B%259E%25E9%2599%2590%25E5%25AE%259A%25E7%259B%25A4-%25E3%2582%25A8%25E3%2583%25AB%25E3%2583%25B4%25E3%2582%25A3%25E3%2582%25B9%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25B3%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2586%25E3%2583%25AD%2Fdp%2FB0018Q7HNS%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1213806871%26sr%3D1-1&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>エルヴィス・コステロ「百福」→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

ともにこんなダメな日でなくても、充分素晴らしい。
ボニー“プリンス”ビリー（ウィル・オールダム）は、何処かエイミー・マンとも似た歌を歌うときのスタンスが際だってきた。
コステロのタイトルは、カップ麺の開発者、安藤百福さんからとったものなのだそうだ。
アルバムを作るのに、私はお湯をかけただけだと語っているらしいのだが、それくらい彼の周りには歌が充満しているのだろう。
あるいは、あらゆる所に歌を聴く耳を、彼のキャリアが鍛えてきたという事なのだろう。
こちらは例のSHMCDで作られていた。

<strong>6月17日（火）</strong>

秋葉原の事件への見せしめのように宮崎勤死刑囚が処刑されてしまった不快さのためか、本日は再びゆらゆらの1日。
例えば小泉今日子が政治家達に直接、「この映画を見て下さい。カンヌで賞までとった映画なんですよ」とか何とか訴えることで、『トウキョウソナタ』を見てもらうようなことはできないだろうかと、思う。
見てもらったところでどれだけの人に通じるかは運次第でもあるとして、少しは何かが変わるのではないか。
あまりに楽天的な考えかもしれないが、そんなことを夢想しても罰は当たらないだろう。

7月の爆音ロッカーズで上映する『タウンズ・ヴァン・ザント　ビー・ヒア・トゥ・ラヴ・ミー』のために、直枝さんが以下のようなコメントを寄せてくれた。

<blockquote>　タウンズ・ヴァン・ザントはある日「Flyin' Shoes」を履いて本当に空を飛んだという。フィルムに焼き付いた森に揺れる光がこんなにも美しいということは、彼の歌が風なのだ。カメラは失われた記憶の線上にぶらさがる雲の下、遠く儚いメロディを紡いだソングライターの"あらくれたたましい"の足跡を追う。「Pancho And Lefty」をはじめ、数々の名曲と貴重なライヴ・シーンの連続にため息はつきないが、彼を偲ぶテキサス音楽シーンの重鎮たちの不器用にはにかむひとつひとつの表情も愛と憎悪に満ちていてじつにいい。音楽ファンなら必見の一本だ。<br>
直枝政広（カーネーション）</blockquote>

チラシその他に掲載するためのものなのだが、こんなコメントを読んだ日には誰だってこの映画を見に行かざるを得ないだろうと思い、ここでも紹介することにした。
タウンズ・ヴァン・ザントは、日本ではほとんど知られていない。
私も、2年くらい前まで、まともに聞いたことはなかった。
そんな人のドキュメンタリーが日本でDVDになっただけでも奇跡のようなものなのだが、しかし、彼の歌がそれまで知らなかった人に知られない限り、発売された意味はない。
今回の爆音上映に敢えてこの作品を入れたのも、boidの活動や爆音上映に興味を示す方々にも、何とかしてこの映画を見てもらい、彼の歌を知って欲しいと思ったからだ。

これを見ることで、アメリカの音楽や映画を作り出す背景に、私たちは触れることができるのではないかと思う。
『トウキョウソナタ』の長男は、アメリカの人たちの考え方やアメリカという国をもう少し知るために、もう少しアメリカに残るという手紙を寄こして未だ帰国しないままだったが、例えばそこまでしなくても、私たちはもしかすると彼が触れようとしている、あるいは触れるはずの何かに、この映画やタウンズ・ヴァン・ザントの歌を通して触れることができるかもしれない。
そしてそれは、「アメリカ」だけではなく、その他の国や場所にも通じていくことではないか。
これまた楽観的すぎるかもしれないのだが、そんなことを思っている。
そしておそらく、映画を見ることとは、それくらい微かなことに賭けてみるような、危うくてしかしある強さを持った試みだろう。
『LOFT』とは正反対に足音が本当に僅かしか聞こえてこない『トウキョウソナタ』もまた、そういった微かさが持つ強さを、堂々と見せてくれたように思う。

<strong>6月16日（月）</strong>

確かちょっと前の青山のブログで、『トウキョウソナタ』の公開がアキハバラの事件に遅れてしまったことだけが残念だ、というようなことが書いてあって、忙しさと病のために『トウキョウソナタ』を見ることができずにいた私は、せっかくの機会をむざむざ逃すダメな大人になってしまったようで、やはり何があっても見に行くときに見に行けないようではいけないと深く反省していたのであった。

とはいえ、遅ればせながらも現実復帰第1作は、当然、『トウキョウソナタ』である。
確かに青山の言うとおり、まさに今、この映画を日本人の出来るだけ多くが見ておかねば、という映画であった。
この映画の中でどうしたって小泉今日子が目立ってしまうのは、彼女だけが他人の力で生きようとしているからではないかと思った。
それがうまくもいっていないしそのこと自体に確信を持っているわけではないひとりの中年女性が結局はたったひとりで自らの人生を変えていこうとする。
だが一方で、確実に彼女は他人の力を必要としている。
このふたつの力が映画の中で危ういバランスを見出したとき、映画は終わるのだが、それはまたいつ崩れるか分からないバランスでもあり、だが永遠に危うさを更新し続けるバランスでもある。
そこに希望があるように思えた。
他人から見たら本当に取るに足らないバカみたいな小さなことに向けて、さらに力を注がねばと思った。
その意味で、『レディ・アサシン』とよく似た力を受け取った気がした。
私の勝手な見方ではあるのだが。

しかし、映画を1本見ると、眼が全く言うことを聞かなくなる。
事務所に戻ってから、パソコンの画面をまともに見ることができなかった。

そうそう、『トウキョウソナタ』の食事シーンは、黒沢さんの映画だけではなく、あらゆる映画の中でも相当多い方に入るのではないだろうか。
かといって何かが食べたくなるのではなく、家族と一緒に食事するのが怖くなったりするのであるが（笑）。
だからなのか私は、帰宅して食事中に塾から戻ってきた子どもに、『トウキョウソナタ』の話を一生懸命解説していたのであった。
子どもとしては、会社をリストラされた父がどうして家族にそのことを言えないのか、全く意味不明の様子であった。

<strong>6月14日（土）</strong>

週明けからの完全復帰に向けて気合いを入れに、HMVへ。
とはいえ、人混みと街中は、まだまだクラクラするねえ。
そこにいる人の分だけの重力が頭の上に被さってくる気がする。

エイミー・マンの新作は、とにかく歌っているその場の空気がある湿度と共に詰め込まれているような、豊かな音になっていた。
シンプルになった、という印象だが、ひとつひとつの音のふくらみながらスピーカーから出てくるような、そんなふうに聞こえる。
しかしこのタイトルは何と読むのだろうか？

<img alt="aimee.jpg" src="http://www.boid-s.com/aimee.jpg" width="170" height="148" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%2525-Smilers-Aimee-Mann%2Fdp%2FB00171MNL0%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1213457317%26sr%3D1-1&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>Aimee Mann "@#%&amp;*! Smilers"→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

しばらく前に直枝さんから推薦されていたショートウェイヴ・セットのセカンドアルバムも買った。
YouTubeで聴いたものはもっとシングル寄りの、1曲で完結した、70年代前半を思わせる音だったが、アルバムはさらに時代を遡りつつ現代へとたどり着いているような音になっていた。
ナールズ・バークレイ＋ヴァン・ダイク・パークス＋ジョン・ケールという人たちが絡んでいるわけだから当然といえば当然なんだけど。
アルバムの収録時間が39分という短さなのも気に入った。

<img alt="shortwave.jpg" src="http://www.boid-s.com/shortwave.jpg" width="170" height="170" />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2583%25AC%25E3%2583%2597%25E3%2583%25AA%25E3%2582%25AB%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25B5%25E3%2583%25B3%25E3%2583%25BB%25E3%2583%259E%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%25B3-%25E3%2582%25B6%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2582%25A6%25E3%2582%25A7%25E3%2582%25A4%25E3%2583%25B4%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25BB%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%2Fdp%2FB0016J83EY%3Fie%3DUTF8%26s%3Dmusic%26qid%3D1213457932%26sr%3D1-2&tag=boidnet-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target=blank>The Shortwave Set "Replica Sun Machine"→</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=boidnet-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />

それから8月にレイト上映するオリヴィエ・アサイヤスの<strong>『レディ・アサシン』</strong>（原題：Boarding Gate）も見た。
『CLEAN』でさえ公開されない国で、この作品がまともに公開されるはずはないことはよく分かるのだが、『イルマ・ヴェップ』『デーモンラヴァー』『CLEAN』という流れで見ると、やはりこれこそこの10年のオリヴィエ・アサイヤスの集大成であるように思えてならない。
ヴェンダースが『アメリカの友人』以降、苦労しながら進んでいる悲アメリカ国民としてアメリカ映画を撮ることの道を、この映画は見事にやりのけているように思うのだ。
物語は、日本のDVD発売元がそうせざるを得なかったように、単なるエロティック・スリラーと思われてしまっても仕方ないようなものでもある。
セックスとマネーとヴァイオレンスとITがそれに絡む。
一体誰が本当の敵なのか誰にも分からない状況の中で、パリに住むイタリア系女性がついには香港にまで行く羽目になり、その見知らぬ国での人混みの中で誰も頼る者もなくたったひとりで孤独に戦い続ける。
つまり、『イルマ・ヴェップ』『CLEAN』のマギー・チャンとは正反対の構図の中に彼女は置かれるわけである。
アメリカ人が撮るアメリカ映画なら、彼女の周囲に広がるシステムとその向こうにいるはずの本当の敵に向かっての戦いが、そこでは繰り広げられるのだが、この映画はそうではない。
戦いは常に微分化して、その最小の闘争が更新され続けるのである。
誰もが持つ自分の中の弱さがさらにその弱さの元に向い、そしてそれがさらにその弱さの元に向かう戦い。
その弱さの果てに、「搭乗口」があることをこの映画は示す。
そしてその搭乗口から外に踏み出すのではなく、その前で留まることもまた搭乗口の向こうに出るひとつの方法であることを。
何しろ、搭乗口をくぐり抜けなかった果てに流れるのが、スパークスの「Number 1 song in heaven」だからねえ。
まさに、輝かしき躊躇、といったらいいか。
非常に静かな映画だが、その静けさの中で微分化していく闘争の最小回路を、爆音ではっきりと耳に焼き付けてもらえたらと思う。

<strong>6月10日（火）</strong>

本日も、空中浮遊。
そんなところに凄い知らせが。
実は、先日のアメリカのユニバーサル・スタジオの火災で、PFFのサークの特集上映用プリントにも影響が出ていて、もしかすると焼失しているかもしれないという知らせが来ていたのだった。
一体どうなることやらと心配していたところ、実際に一部焼失。
『いつも明日がある』と『天が許し給うすべて』。
しかし、何と、ニュープリントで提供してくれるのだそうだ。
とはいえ、上映までのスケジュールがあまりにタイト。
PFFスタッフの頑張りにかかっている。

それから、私の体調不良と、上映作品の未決定により発表が遅れていた7月の爆音上映。
決行が決定。
あの映画やあの映画の上映が！
お楽しみに！
とはいえ、私の空中浮遊が収まらないことには・・・

<strong>6月9日（月）</strong>

低気圧が来ると、この病の場合、非常にきつい。
午前中は動けず。
午後から、地に足のつかぬまま出社。
各所への連絡など、何とか。
帰る頃には再びゆらゆら帝国を彷徨うばかり。
梅雨が終わるまで復帰は辛いのかも・・・

<strong>6月8日（日）</strong>

皆様、お騒がせしております。
休養の結果、少し回復気味。
とはいえ、パソコンに向かってしばらくすると、次第に地球が回り始めます。
まあ、こんな感じ↓の日々ということになるでしょうか。

<img alt="hanna04.jpg" src="http://www.boid-s.com/hanna04.jpg" width="240" height="320" />

完全復帰まで、しばしお待ちを。

<strong>6月4日（水）</strong>

持病のメニエル再発中にて、画像にて昨日の「中原昌也　お誕生会」の報告を。
最後には下記の写真のような、湯浅湾＋中原＋ジム・オルークというセッションで「ルイ・ルイ」を演奏というクライマックス。
ドラムを叩いているのは中原です。
boidの今年後半は音楽メインでやろうという気分盛り上がるライヴであった。
湯浅湾のCD、絶対に作りましょう！

<img alt="birthday1.jpg" src="http://www.boid-s.com/birthday1.jpg" width="240" height="320" />　<img alt="birthday2.jpg" src="http://www.boid-s.com/birthday2.jpg" width="320" height="240" />

とはいえ、病のため、各所にご迷惑をおかけしている。
1，2週間はご迷惑かけっぱなしになるかと。
]]></description>
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         <pubDate>Fri, 25 Jul 2008 03:33:58 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>『レディ アサシン』爆音レイト</title>
         <description><![CDATA[<font size="+2" font color="#E4D3A2">LADY ASSASSIN</font>
<FONT color="#666666">@吉祥寺バウスシアター</font>
<a href="http://www.boid-s.com/information/367.php"><img alt="talkshow01.jpg" src="http://www.boid-s.com/talkshow01.jpg" width="500" height="50" /></a>

<img alt="lady-1.jpg" src="http://www.boid-s.com/lady-1.jpg" width="500" height="281" />
&copy;margo films 2007

<a href="http://www.boid-s.com/boid_events/365.php">●</a><font color="#92723A">特集「オリヴィエ・アサイヤスとアメリカの友人たち」</a>
<a href="http://www.boid-s.com/information/367.php">●</a><font color="#92723A">上映スケジュール</a>
<a href="http://www.boid-s.com/review/369.php">●</a><font color="#92723A">review『レディ アサシン』text by 松井宏</a>
<a href="http://www.boid-s.com/others/370.php">●</a><font color="#92723A">コメント『レディ アサシン』によせて</a>

<b><FONT color="#666666">５月の爆音映画祭で大好評だった『CLEAN』のオリヴィエ・アサイヤス監督劇場未公開作『レディアサシン』の爆音上映が決定！</font></b>

<FONT color="#666666">『イルマ・ヴェップ』『デーモンラヴァー』『CLEAN』――
オリヴィエ・アサイヤスが描く孤独な女性たちの物語の集大成

世界に見捨てられた孤児のような耐え難い孤独の中で、新たな道を歩み始めるミュージシャンであり母親を演じたマギー・チャンを、04年のカンヌ映画祭主演女優賞に輝かせたオリヴィエ・アサイヤスの『CLEAN』。
その3年後に作られた『レディ　アサシン』では、西洋世界の中のたった一人のアジア人という構図が反転、香港（アジア）の中でたった一人の西洋人としての主人公が路頭に迷う。
頼るものも信じられるものもなくした女が孤独な戦いを挑むのは、自らを疎外する目に見えないシステム。
性とマネーとドラッグとインターネットの情報とが織り成すグローバルな世界に向けての戦いは、一方でそのまま自らの内なる何かとの戦いともなっていく。
最大のシステムとの戦いは常に最小の闇との戦いでもあるのだ。
あまりに小さく、弱々しい戦い。
その小ささと弱さを全身で引き受けて、彼女は歩を進める。
彼女の前に「搭乗口」が現れることはないが、しかしその戦いの孤独な震えこそ世界に向けての「搭乗口」となることが、彼女の戦いと共に明らかになっていく。

静謐な胸の高鳴りともいえる音楽は、『CLEAN』に引き続いてのブライアン・イーノ（「ミュージック・フォー・エアポート2」）の他、フリップ＆イーノ、そしてエンディング・テーマにはスパークスの「No.1 Song in Heaven」。まさに「搭乗口」の向こう側とこちら側で鳴り響く音楽が、主人公のかすかな希望を歌い上げる。

主人公を演ずるのはアーシア・アルジェント。もはや若くはない主人公の、「失われてしまった若さの名残」ともいえる傷跡をもつ肉体を、堂々と演じる。その彼女の若さを奪った、相棒でもあり敵でもある男には、マイケル・マドセン。そして『デーモンラヴァー』の音楽を担当したソニック・ユースのベーシスト、キム・ゴードンが「女優」として参加している。

レディ アサシン　Boarding Gate
2007年／106分
監督・脚本：オリヴィエ・アサイヤス
撮影：ヨリック・ル・ソー
音楽：ブライアン・イーノ、ロバート・フリップ、スパークスほか
出演：アーシア・アルジェント、マイケル・マドセン、ケリー・リン、キム・ゴードンほか
提供：タキ・コーポレーション　配給：boid</font>]]></description>
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         <pubDate>Fri, 18 Jul 2008 17:33:35 +0900</pubDate>
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         <title>other events</title>
         <description><![CDATA[<strong><a href="http://www.boid-s.com/information/372.php">河村康輔　個展のおしらせ</a></strong><font color="#ff0000">NEW!</font>
<a href="http://www.boid-s.com/information/372.php"><strong>鈴木英夫映画祭2008</strong></a><font color="#ff0000">NEW!</font>
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