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第九回「中原昌也12枚のアルバム」レポート

Hair Stylistics a.k.a. 中原昌也 TOP

「中原昌也12枚のアルバム」at ジュンク堂池袋本店
12月25日(木) 中原昌也×虹釜太郎

今回はクリスマス開催! 元パリペキン・レコードの虹釜太郎さんをお迎えしました。
いきなり話はパリペキン時代の関係者でお店にいた4人中3人も亡くなった、第5の男が中原氏だったという話になり、その事実におびえる中原氏。しかし軍馬君、タケちゃん、MANSHOWさん、ヤナック……など、懐かしい名前の登場に、「こんな話しても誰もわかんないよね」と言いながら、それぞれの思い出話は止まりません。
虹釜氏は「死者のグループ」だという亡くなった友人のカセットを何本か持ってきてくださり、軍馬さんの『SEGOVIA PRINCE』をかけました。カセットを聴きながら、中原氏がしたイタズラやお店にいかに迷惑をかけたかという苦情が披露されました。また、当時中原氏と虹釜氏らとともに作ったというDATテープも登場しました。DATなので今回聴くことはできませんが、なんと中原氏のマンスリー8枚目『Welcome to the Future』とその時のテープの曲名がまったく同じだったそうです! 「14年間何も成長してない」ということが発覚しました。
今回は「一枚」を最後まで聴き通すという当初の企画にこだわっていた中原氏ですが、最初の一枚がそもそもアルバムですらないとあえなく断念。虹釜氏の2枚目が登場です。それがパリペキンで「異星人」コーナーにあったというモーヴサイドショウの『MAUVESIDESHOW』。お店には「異星人」コーナーと「宇宙人」コーナーがあったものの、「そのコーナーの違いは当時の自分にしかわからない」そうです。虹釜氏のお勧めはモーヴサイドショウを2枚同時にかけることでした。
話は変わり、ちょうどトークの日に届いたというマンスリー9枚目の『Loops』が似ていたということで、スプー・ディスクから出ていた『UTTERANCE TONGUE』というアルバムを虹釜氏が取り出しました。これはビッグ・プー・ジェネレーターを出していたレーベルのもので、本当はふたりともビッグ・プーを持って来ようと思ったんだよと大盛り上がり。しかし似ているという『UTTERANCE TONGUE』にレコードを変えてみると、「デジタル臭い」「つまらない」と中原氏は不満気でした。虹釜氏によると「全部通して聴くのはつらい」、「最近のレコードは聴きやすいものばかりだけど、これは自分の脳でなんとかしないといけないもの」なのだそうです。
そこから当時流行っていたというシンクロエナジャイザー、宇宙の音のレコードなどが話題になっていたという話になりました。虹釜氏は『Pulse of the Planet』というアルバムをまだ持っているというので、そのアルバムも登場。「インチキ宇宙音のコンピレーション」だそうです。さらに虹釜氏は今日の一枚として、朗読もので『音楽と幻想シリーズ バロックとリュート』という作品を持ってきていたとかなり終盤になってから発表。「マイ・ポエムみたいな恥ずかしい詩のバックでクソ真面目にバロックを演奏する」アルバムだそうです。「イチゴのシロップ入り白ビール」「S女に寄せて」など衝撃的なタイトルが並ぶ中「堕胎」という曲がお勧めなのだそうですが、一曲一曲始まる度に、耳を傾け、大笑いし、なかなか先に進めません。というわけで、今回は「堕胎」にたどり着けぬまま、時間切れとなり、中原氏の今日の一枚にはたどり着けませんでした……。
次回は「堕胎」から!ということで今回のトークを終了しました。

次回もゲストは虹釜太郎さんです。
なるべく多くのお客様に席をご用意するため、事前予約にご協力ください。よろしくお願いします!

第11回 中原昌也×虹釜太郎 
2月26日(木) 19:00スタート
1,000円
ジュンク堂池袋本店 4Fカフェにて ご予約はこちら→