PARKS
4/1 井の頭公園の映画『PARKS』をつくります
井の頭公園の映画『PARKS』をつくります

井の頭恩賜公園100年実行委員会100年事業企画として2017年に100歳を迎える、井の頭公園の映画『PARKS』をつくります。監督は瀬田なつきさん、音楽監修はトクマルシューゴさんです。昨日製作発表の記者会見を行ないました。公開は2017年春テアトル新宿、順次全国公開です。今後の展開にご期待ください!

最新情報は『PARKS』のtwitterfacebookでもお知らせします。

 

『PARKS』公式ウェブサイト

『PARKS』

監督:瀬田なつき

音楽監修:トクマルシューゴ

製作:本田プロモーションBAUS

製作プロダクション:オフィス・シロウズ

配給:boid

宣伝:VALERIA

 

—映画『PARKS』とは—

始まりは1本の電話からでした。
閉館した吉祥寺の名物映画館「吉祥寺バウスシアター」のオーナー、本田拓夫さんからの。
「吉祥寺と井の頭公園の映画を作りたいんです」と本田さん。
映画館は閉館したけれど、映画への思い、街への思いは消えてはいない。
映画館の終わりを映画の誕生のきっかけにできたら。
そんな思いから『PARKS』は生まれました。

『PARKS』は、街と公園の映画です。
吉祥寺という街や井の頭公園が主役と言ってもいいかもしれません。
そこに集い、その空気を呼吸し、それぞれの時間を生きる人々の、さまざまな過去や現在や未来が詰め込まれた映画。
登場人物たちは今まさに吉祥寺に住み井の頭公園を散歩している人でもあり、かつてそうした人でもあり、あるいはいつかそうなるかもしれない人たちであるはずです。
人々の思い出や未来が、そこに集まることになるでしょう。
映画もまた、その中のひとつにすぎません。
わたしたちの中の記憶でもあり未来でもある映画になってくれたら。
そんな思いから、この映画はスタートします。

また、映画の中の公園にはいつも、音楽が流れているはずです。
目に見えないものや、記憶や未来の風景が音となってそこに流れ込んでくる。
時間を自由に駆け巡る音楽たち。
今の井の頭公園や吉祥寺を映した映画でありながら、それらの音楽の運ぶさまざまな時間が、わたしたちの「今」を大きく膨らませてくれることになるでしょう。
見えないけれどもわたしたちは記憶や未来とともに生きている。
音楽が語るそんな広がりを、「PARKS」と呼んでみたいと思っています。
わたしたちはひとりで生きているのではない、1本の映画は1本の映画として孤独に存在しているのではない。
これから次々に生まれるはずの、あるいはすでにいくつも作られているはずの「PARKS」の1本として、この『PARKS』は作られるはずです。

 

昨日の製作発表記者会見の模様

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公開まで定期的にフリーペーパー「PARKS」を吉祥寺のお店や都内映画館などに配布します。ぜひお手に取ってみてください。

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「PARKS」フリーペーパー 準備号 Vol.0

http://parks100.jp/freepaper/00.pdf

 

『PARKS』公式ウェブサイト

〜フリーペーパーはこちらからも読めます