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12/5 boidマガジン 2015年12月号 vol.1発行しました
boidマガジン 2015年12月号 vol.1発行しました

boidマガジン12月号第1週は桜井鈴茂さん、風元正さん、明石政紀さん、杉原永純さん、川口敦子さん、空族の記事をお届けします。

 

河村康輔さんがクリスマスカラーをイメージして作ってくれた表紙に衣替えしてスタートする今月号は、小説家の桜井鈴茂さんによる東京郊外についてのエッセイ「サバーバン・ブルーズを蹴散らしながら」、編集者の風元正さんによるテレビ時評「Television Freak」という新たな2本の連載がスタートです!「Television Freak」は無料公開記事ですので、どなたでもご覧いただけます。

 

さらに先月に続き明石さんの特別寄稿や、YCAM杉原さんによる制作映画日誌、川口敦子さんによる映画川『ハッピーアワー』『ジョギング渡り鳥』、毎週の空族『バンコクナイツ』現場レポートなど盛りだくさんです。

 

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サバーバン・ブルーズを蹴散らしながら 第1回 (桜井鈴茂)
最新短篇集『へんてこな この場所から』(文遊社)を上梓されたばかりの小説家・桜井鈴茂さんの新連載「サバーバン・ブルーズを蹴散らしながら」をお届けします。桜井さんが長年お住まいの、そしてその小説の中でも度々登場する東京郊外の風景の中から生み出されるエッセイ……になるはずですが、いきなり引っ越しの予定が明かされたりと、今後どのような展開を見せるのか予測できません……が、まずは東京郊外の曇天の朝の出来事から――

 

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Television Freak 第1回 (風元正)
編集者の風元正さんによる新連載「Television Freak」がスタート。そのタイトル通り、ちょっとしたテレビ狂である風元さんが、ドラマを中心にドキュメンタリー、旅番組、バラエティなどジャンルを問わず気になる番組について縦横無尽に論じるTV時評です。
記念すべき第1回は、現在放送中の連続ドラマの中から特に目が離せないという3つの作品について、出演者の俳優・女優に注目して書いてくれました。
※この記事は読者登録をされていない方でもご覧いただけます

 

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『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』――遅ればせながらの訳者の告白 (明石政紀)
先日、ベルリンで今夏開催されたライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの展覧会についてレポートしてくれた明石政紀さんの特別寄稿第2弾。今回は、明石さんが翻訳されたファスビンダーのインタヴュー集(2013年に『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』第1巻、今年の8月に第2・3巻(合本)発行)の制作秘話をお届けします。同書は企画から全3巻を出版するまでにも数年を要してしまったのですが、実はまず明石さんが同書の翻訳にとりかかるまでにも、様々な紆余曲折があったのです。その発端は10数年前に遡ります――

 

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YCAM繁盛記 第20回 (杉原永純)
山口情報芸術センター=YCAMのシネマ担当・杉原永純さんが日々の仕事や同センターの催し、山口での生活について記録する「YCAM繁盛記」。前回に続き、YCAM制作の映画『ギ・あいうえおス -他山の石を以って己の玉を磨くべし-』(柴田剛監督)の撮影の模様をお送りします。スタッフが出演者でもあり、現場に誰もプロットを持参しないという「ギ・あいうえおス」独特の撮影から見えてきたものとは――

 

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映画川『ハッピーアワー』『ジョギング渡り鳥』(川口敦子)
今週の映画川は、『ハッピーアワー』(濱口竜介監督)と『ジョギング渡り鳥』(鈴木卓爾監督)の2作品が登場。まずロカルノ国際映画祭の最優秀女優賞、ナント国際映画祭の「銀の気球」賞&観客賞を受賞するなど公開前から大きな話題となっている『ハッピーアワー』は、濱口監督が「即興演技ワークショップ in Kobe」に参加したほぼ演技未経験の俳優たちとともに作り上げた5時間を超える大作。一方、『ジョギング渡り鳥』は鈴木監督のもと、映画美学校のアクターズ・コースの生徒たちがキャスト兼スタッフとなって作られたメタSF映画です。映画評論家の川口敦子さんがこの2つの映画から、演技という”時空”、そしてそれを統御する監督という存在について考察します。

<掲載画像『ハッピーアワー』(c)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト>

 

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潜行一千里 第三十六回 (空族)
新作『バンコクナイツ』の特殊先遣任務&本作戦のためタイに潜入した空族による極秘レポート「潜行一千里」。バンコクへ戻った部隊は、チャオプラヤー川沿いのレストラン、クラブ、マッサージ屋などでの撮影を行った模様。タニヤでは想定内!?のトラブルも発生ながらも、今後の撮影も空族ならではの解決方法で駒を進めそうです。美しい女優陣のショットもお楽しみください

 

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