BOOK
10/5 10/19(金)「ジョン・カーペンター読本」発売!
10/19(金)「ジョン・カーペンター読本」発売!

この秋、『ゼイリブ』『遊星からの物体X』がリバイバル公開されるジョン・カーペンター。

『ハロウィン』の世界的大ヒットでも知られる彼の魅力をファンたちが語る『ジョン・カーペンター読本』が10/19に発売となりました。

それぞれの視線によるカーペンター像が重なり合い、そして新たなカーペンターが生まれるー

 

10/10(水)の丸の内ピカデリー爆音映画祭での『遊星からの物体X』(デジタル・リマスター版)爆音プレミア上映、boidの通販サイトにて先行発売も!発売日以降はamazon、書店などでもお買い求めいただけます。

 

boid通販サイト

https://boid.ocnk.net/product/160

 

『ジョン・カーペンター読本』
山崎圭司・樋口泰人 編
黒沢清、青山真治、中原昌也、三宅唱、田野辺尚人、真魚八重子、マキヒロチほか 著
発行:boid/発売:株式会社JRC
A5判/102ページ
定価:本体1,200 円+税 ISBN:978-4-86538-078-1
10月19日発売

 

 

凄い特殊造形と、凄い俳優と、凄い音楽があれば凄い映画ができ上がる。他は何もいらない。それは、1982 年 カーペンターのこの作品『遊星からの物体X』によって実証された映画の基本原理だ。

――黒沢清(映画監督)

 

黒沢清や青山真治をはじめ、日本でも多くの映画監督たちに多大なる影響を与えたジョン・カーペンター。近年は作品に恵まれないが、人気は衰えることはない。『ダークスター』『ハロウィン』『ザ・フォッグ』『ニューヨーク1997』『遊星からの物体X』『ゼイリブ』『エスケープ・フロムL.A.』……。数々の名作が多くの人々の心をつかみ熱狂へと導いた。いったいそれはどういうことだったのか? 心をつかまれた多くの人々が集まって、「わたしはいかにしてカーペンター作品に心をつかまれたか」を語る。その声の集積は、未来に向けて更新されて続ける新たなカーペンター像を生み出すはずだ。

 

■ジョン・カーペンター JOHN CARPENTER

1948 年、ニューヨーク州カーセージ生まれ。父親の8ミリカメラでSF 映画を撮り始める。南カリフォルニア大学映 画学科に進学、1970 年、在学中に制作に関わった短編映画『ブロンコ・ビリーの復活』がアカデミー短編映画賞を 受賞した。同年、初長編作品『ダークスター』(74)の制作を開始、1975 年に55 館で封切られる。カーペンターの 名前を一躍世界的なものにした『ハロウィン』(78)は最も成功したインディペンデント映画となり、世界興収は5500 万ドルを記録した。その後、『ニューヨーク1997』(81)、『遊星からの物体X』(82)『ゼイリブ』(88)、『マウス・オ ブ・マッドネス』(94)、『エスケープ・フロム L.A.』(96)など。2018 年10 月19 日(『遊星からの物体X』デジタル・ リマスター版の日本公開と同日)に全米公開予定の『ハロウィン』シリーズ最新第11 作『Halloween』(18)では製作 総指揮を務め、音楽も担当している。カーペンターがシリーズのプロデュースに関わったのは『ハロウィンⅢ』(82) までなので、36 年ぶりのシリーズ復帰となる。

 

 

<「ジョン・カーペンター読本」先行発売情報>

 

10/10(水)19:30よりトーク/20:00より上映
「丸の内ピカデリー爆音映画祭」『遊星からの物体X』(デジタル・リマスター版)爆音上映
トーク:篠崎誠さん(映画監督)と中原昌也さん(音楽家)
http://marupicca-bakuon.com/

 

 

『遊星からの物体X』(デジタル・リマスター版)
http://thething2018.jp/