湯浅湾
11/11 湯浅湾ニューアルバム『脈』より「DONNA」を試聴公開!
湯浅湾ニューアルバム『脈』より「DONNA」を試聴公開!

湯浅湾『脈』発売に先立ち、「DONNA」を試聴公開です。

 

あの「ドナドナ」をロック化しようと思ったのは一瞬、のんびり殺伐とした牧歌的な修羅場の続く現在にkeep on rocking を告げるクレイジーホース的一曲。

 

「DONNA」
https://soundcloud.com/boidmagazine/donna

 

 

また、今週中には「ひげめばな」のMVも公開予定ですのでどうぞお楽しみに。

 

湯浅湾『脈』は一般発売(12/18)に先がけて今週金曜日11/15までboidのウェブショップにて先行発売受付中です。先行発売は11/20(水)、特典として『脈』カラオケVer. 特製カセットテープが付いてきます。この機会にぜひ!

 

boidウェブショップのページ
https://boid.ocnk.net/product/164

 

湯浅湾『脈』

より道か迷走か、音楽の登山隊が山のかなたに送る入魂の新作。 素直な叙情がときどきポップな無重力ロック。

 

1. ひげめばな
2. いきながらえ
3. DONNA
4. 夏影
5. 腐葉
6. 幻人
7. 石とあたま
8. 望まない

 

10年ぶりのニューアルバム!! 脈打つ「ミミズ」たちの鼓動を聞け。われわれは「望まない」。

 

2019年12月18日(水)に湯浅湾が 4 枚目のアルバム『脈』をリリースします。
あらゆる場所から「港」に集まったさまざまな生き物たちの声が集約された『港』から10年、ミミズたちの営みは休むことなく続けられておりました。
土を食い土を出し、死して養分となり新たなミミズたちがその土を食う。その繰り返しの中で山脈でも水脈でも地脈でも鉱脈でも血脈でも人脈でもある、いわばあらゆる小さなものやそこにはいないかもしれない幽かなものとのつながりからなる壮大な新作ができあがりました。
アルバム最後に収録された10 分を超える大作「望まない」が伝える声のつながりの強さは、 一度聴いたら忘れられないものとなるでしょう。
今作はサポートメンバーとしてキーボードの谷口雄(1983、ex. 森は生きている)が参加、湯浅湾の歴史に新たな「脈」が加わることになりました。

 

発売日:2019 年 12 月 18 日(水)
定価:¥2,200(税込 ¥2,420)
商品番号:boidcdy-004
JANCODE:4562219810307
先行発売:boid 通販 11 月 20 日(水)
受付期間:11月1日(金)~11月15日(金)
boid
先行発売特典:『脈』カラオケVer. 特製カセットテープ
https://boid.ocnk.net/product-list/14

 

 

(c) Masayuki Shioda

 

 

<湯浅湾>
バンマス湯浅学、ベース松村正人、ギター牧野琢 磨、ドラム山口元輝。1995 年に即興演奏デュオ 「湯浅バッテリー」として発足。97 年「湯浅湾」 に改名。同年 1st アルバム『歯のはえたケツの穴』、 2003 年に『湯浅湾ライヴ』(ともにOZディスク) をリリース。幾度かのメンバーチェンジを経て、 07年現在の 4人に。09年3rdアルバム『港』(boid) を発表、各方面から高い評価を得る。10年に2CD+DVDがセットになった3枚組『浮波』を、 12年にはEP『砂潮』(ともにboid)をリリース した。サポートメンバーとしてピアノとオルガンの谷口雄を迎え、10年ぶりのフルアルバム『脈』 (boid)を19年12月にリリース。

 

●湯浅学(ゆあさ・まなぶ)/Vocal, Guitar
神奈川県横浜生まれ。集団即興楽団わかたけ、湯浅バッテリーを経て湯浅湾にいたる。作詞作曲歌ギターなどを担当。音楽評論、ラジオ番組制作、猫の世話、農作業などでくらしている。著書に 『てなもんやサン・ラー伝』など。劇団鉄割アルバトロスケットに参入。

 

●松村正人(まつむら・まさと)/Bass
1972年奄美生まれ。編集者、批評家。雑誌「Studio Voice」「tokion」などの編集長をつとめ湯浅湾の『港』リリース年にあたる2009年に独立。 編著に『捧げる 灰野敬二の世界』『山口冨士夫 天国のひまつぶし』など。監修書に「ele-king」「別冊 eleking」の各号をはじめ多数。新作『脈』に先立ち、著書『前衛音楽入門』(ele-king books) を 2019年初頭に上梓した。

 

●牧野琢磨(まきの・たくま)/Guitar
ギタリスト。2007年に二胡奏者・吉田悠樹とNew Residential Quarters = NRQを始める。08年にはコントラバス奏者・服部将典が参加、コンポステラ/ストラーダの中尾勘二も合流し、バンドは4人組となる。現在までに4枚の CDアルバムと2枚のLPを発表、最新作は18年リリースの 『レトロニム』(P-VINE)。聴いて欲しい。nrq.jp

 

●山口元輝(やまぐち・もとき)/Drums, Per.
東京で音楽制作に携わる傍ら、幾つかの音盤にも 客演等で参加。湯浅湾では3rdアルバム『港』で レコーディングに初参加。本作では『港』に引き続き打楽器全般を担当。

 

●谷口雄(たにぐち・ゆう)/Piano, Organ

1985年東京生まれの鍵盤楽器奏者。クラシックピアノを磯崎淳子氏に師事。バンド、森は生きているのメンバーとして 2013年にCDデビュー。 2015年の解散後は、さまざまなミュージシャンのライブ、レコーディングに参加している。 2016年よりレコード&ークイベント「ミッド ナイト・ランブル・ショー」を毎月開催。2017年には映画『PARKS パークス』に出演、上映記念イベントでの湯浅湾の演奏に参加したことがきっかけで、 本作の録音をサポートすることとなった。