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3/8 中原昌也 『2020年フェイスブック生存記録』Kindle発売
中原昌也 『2020年フェイスブック生存記録』Kindle発売

中原昌也『2020年フェイスブック生存記録』Kindle版のみで緊急発売!
ー資本と情報の最果てで、コロナ禍の1年を生き抜いた生命の記録ー

 

1200円(税込み)
Amazon内Kindleショップにて発売中!
www.amazon.co.jp/dp/B08Y7W7V1K
 

中原昌也『2020年フェイスブック生存記録』

 

資本と情報とモノが渦巻く現代社会の最先端の「崖っぷち」。
まさにそんな場所で生を営む中原昌也が、フェイスブックに記した日々の記録の集積。
そこに記されたひとつひとつの言葉は現代社会を覆う情報のヴェールを切り裂き、
その向こう側から届く光は、気づく間もなく崖っぷちに追い込まれたわれわれの現在と今後を思わぬ場所から照らし出すだろう。

 

誰も予想だにしなかったこの1年の世界の変化。
コロナとともに大きな変貌を遂げたわれわれの生活様式は、作家、ミュージシャン、アーティストなどとさまざまな顔を持つ中原昌也の暮らしにどんな影響をもたらし、その中で彼は何を考え、何をしたのか?

 

コロナ禍の中でロックダウン真っ最中のフランスでのライヴ、さまざまな友人たちとの出会いと別れ、ひとりの人間の許容量を超えているとしか思えない映画・音楽・書籍・絵画などの受容。
誰もが驚くその暮らしの中の具体の群れ。
狂暴かつ愛に溢れた日記を1年分丸ごと体感してください。

 

本書は紙での書籍版は発売せず、Kindle版のみの発売となります。
また、本書の前身とも言うべき『中原昌也 作業日誌2004→2007』(第18回ドゥマゴ文学賞受賞)もKindle版にて発売中です。

 

<著者紹介>
■中原昌也(なかはら・まさや)
1970年東京都生まれ。作家、音楽家、映画評論家、アーティスト。
88年頃よりMTRやサンプラーを用いて音楽制作を開始。90年、アメリカのインディペンデントレーベルから「暴力温泉芸者=Violent Onsen Geisha」名義でスプリットLPをリリース。日本以外での評価も高い。音楽活動と並行して小説、映画評論も手掛け、2001年に『あらゆる場所に花束が……』で三島由紀夫賞を受賞、08年には『中原昌也 作業日誌 2004→2007』で第18回ドゥ・マゴ賞を受賞した。2019年には過去作を町田康、高橋源一郎、柴崎友香、曾我部恵一など他作家がリミックスした『虐殺ソングブックremix』(2019年、河出書房新社)がリリースされた。最近作は『人生は驚きに充ちている』(2020年、新潮社)