VOICE OF GHOST
8/26 『やまぶき』11/5(土)よりユーロスペースにて公開!
『やまぶき』11/5(土)よりユーロスペースにて公開!

山﨑樹一郎監督作『やまぶき』は11月5日(土)よりユーロスペースにて、11月12日(土)よりシネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館、元町映画館にて公開となりました。
また、メインビジュアルも完成です!こちらを射抜くような山吹(祷キララ)の美しく強い眼差しが映し出されています。ぜひチラシやポスターにもご注目ください。

 

 

太陽をみんなで一緒に見る
ひまわりじゃなくていい

 

カン・ユンス、祷キララ

山﨑樹一郎監督作品

 

世界中を旅し続けている『やまぶき』——日本映画史上初となるカンヌ国際映画祭ACID部門、ロッテルダム国際映画祭など14の海外映画祭にて招待上映

 

 

 

●INTRODCUTION

 

陽の当たらない場所に咲く「山吹」から着想 資本主義と家父長制社会に潜む悲劇と、その果てにある希望

 

本作は陽の当たりづらい場所にしか咲かぬ野生の花「山吹」をモチーフに、資本主義と家父長制社会の歪みに潜む悲劇と希望を描きだす群像劇。政治的な主題を声高ではなく繊細に描く作風が評価され、今年5月に行われたカンヌ国際映画祭のACID部門に日本映画として初めて選出される快挙を果たしたほか、ロッテルダム国際映画祭のタイガー・コンペティションなど多数の海外映画祭に招待されています。

 

山間で農業と映画製作を続ける山﨑樹一郎監督の長編第三作は地方に生きる人々の慎ましい抵抗を国際的な視座で描く

 

岡山県真庭市の山間で農業に携わりながら、地方に生きる人々に光をあてて映画製作を続ける山﨑樹一郎監督の長編第3作。長編デビュー作『ひかりのおと』(11)では、故郷・岡山に戻り酪農を継ぐ若者の苦悩と葛藤を描き、『新しき民』(15)では江戸時代の農民一揆を題材とし時代劇に挑戦した。『やまぶき』は、再び地元でロケをし初めて16 ミリフィルムで撮影に挑んだ野心作だです。
チャンス役を演じるのは、イギリスで演劇を学び、今回初めての日本映画出演となる韓国人俳優のカン・ユンス。山吹役は、『サマーフィルムにのって』(21)や「セイコグラム~転生したら戦時中の女学生だった件~」(NHK/22)など話題作への出演が相次ぐ演技派俳優・祷キララ。その傍に、川瀬陽太、和田光沙、三浦誠己、松浦祐也、青木崇高らの実力派俳優たちが集結し、田舎町に暮らす人々のほとばしる生を体現しています。

 

本作は、フランスの Survivance(シュルヴィヴァンス)との国際共同製作によって完成しました。『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』(16)でアヌシー国際アニメーション映画祭で2冠を得たセバスチャン・ローデンバックがアニメーションパートを、オリヴィエ・ドゥパリが音楽を担当。また、フランソワ・トリュフォーやモーリス・ピアラ、フィリップ・ガレルなど巨匠監督の作品を手がけた、フランス映画の伝説的な編集マンであるヤン・ドゥデが編集協力をしています。

 

 

●ストーリー
かつて韓国の乗馬競技のホープだったチャンスは、父親の会社の倒産で多額の負債を背負った。岡山に流れ着き、今はヴェトナム人労働者たちとともに採石場で働いている。一方で、刑事の父と二人暮らしの女子高生・山吹は、交差点でひとりサイレントスタンディングを始める。二人とその周囲の人々の運命は、本人たちの知らぬ間に静かに交錯し始める−−。

 

 

●STAFF&CAST

監督、脚本:山﨑樹一郎
出演:カン・ユンス、祷キララ、川瀬陽太、和田光沙、三浦誠己、青木崇高 黒住尚生、桜まゆみ、謝村梨帆、西山真来、千田知美、大倉英莉、松浦祐也 グエン・クアン・フイ、柳原良平、齋藤徳一、中島朋人、中垣直久、ほたる、佐野和宏
プロデューサー:小山内照太郎、赤松章子、渡辺厚人、真砂豪、山﨑樹一郎/制作プロデューサー:松倉大夏
撮影:俵謙太/照明:福田裕佐/録音:寒川聖美/美術:西村立志 助監督:鹿川裕史/衣装:田口慧/ヘアメイク:菅原美和子/俗音:近藤崇生
音楽:オリヴィエ・ドゥパリ/アニメーション:セバスチャン・ローデンバック/編集協力:ヤン・ドゥデ、秋元みのり
製作:真庭フィルムユニオン、Survivance/配給:boid/VOICE OF GHOST
2022 年|日本・フランス|16mm→DCP|カラー|5.1ch|1:1.5|97 分
(C)2022 FILM UNION MANIWA SURVIVANCE

 

 

●劇場情報

11月5日(土)より
ユーロスペース

 

11月12日(土)より
シネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館、元町映画館

 

近日公開
フォーラム仙台、シネマテークたかさき、シネ・ウインド、ほとり座、名古屋シネマテーク、シネマ尾道、横川シネマ、山口情報芸術センター[YCAM]、ほか

 

 

 

●公式サイト

yamabuki-film.com