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3/18 boidマガジン2017年3月号第2週発行しました
boidマガジン2017年3月号第2週発行しました

boidマガジン3月号第2週は海老根剛さん、明石政紀さん、湯浅学さん、樋口泰人の記事を配信。どの記事も内容・分量共に読み応えたっぷりです!

・海老根剛さんによる「映画川」:空族最新作『バンコクナイツ』(富田克也監督)
・樋口泰人の「妄想映画日記」その29:打ち合わせの数に比例するように中古レコードの購入枚数も増えた2月11~20日の日記
・明石政紀さん「ファスビンダーの映画世界」其の七:長編第3作のギャング映画『悪の神々』を使用歌曲を主軸に2ページで追っていきます
・湯浅学さんの「大音海の岸辺」第36回:先月に続き御当地ソングを紹介した連載「ニッポン うたう地図」を2ページで。連載当時の裏側が明かされる書き下ろし解説も

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映画川『バンコクナイツ』 (海老根剛)
今週の映画川は、現在テアトル新宿、シネマ・ジャック&ベティ他で公開中の空族の最新作『バンコクナイツ』(富田克也監督)を取り上げます。全編がタイのバンコクやイサーン地方、ラオスで撮影された本作については、空族自身による連載「潜行一千里」でもその準備段階から撮影の様子などをboidマガジン創刊以来3年に渡ってお伝えしていますが、2月末からいよいよ劇場公開が始まっています! 今回は表象文化・ドイツ文化研究者の海老根剛さんが空族の映画、そしてこの『バンコクナイツ』に貫かれている力について――それはどのような力で、いかに獲得され発揮されているのか、じっくり考察してくれました。

 

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樋口泰人の妄想映画日記 その29
boid社長・樋口泰人による2017年2月11日~20日の業務日誌ときどき映画&音楽&妄想日記です。まだまだ続く『PARKS パークス』関連の打ち合わせも次第に、公開後あるいは映画の物語の先へつながる案件・内容が増えてきたようです。さらに忙しさを紛らわすため(?)に買ったたくさんのレコードの話も。

 

 

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ファスビンダーの映画世界、其の七 前編 後編 (明石政紀)
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの著書『映画は頭を解放する』(勁草書房)やインタヴュー集『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』(2013年に第1巻、昨年の8月に第2・3巻(合本)発行)の訳者・解説者である明石政紀さんが、ファスビンダーの映画作品について考察していく連載「ファスビンダーの映画世界」。前回からは1969年製作、1970年に公開された長編第三作『悪の神々』について取り上げています。今回は処女長編『愛は死より冷酷』に次ぐギャング映画第2弾である本作について、”影のコメント役”にもなっている使用歌曲を主軸に詳しく迫っていきます。

 

 

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大音海の岸辺 第36回 前編 後編 (湯浅学)
大著作集『大音海』の編纂を兼ね、湯浅学さんの過去の原稿に書き下ろしの解説を加えて掲載していく「大音海の岸辺」。前回に引き続き、2000年に「東京新聞」「中日新聞」に掲載された”御当地ソング”を紹介する連載「ニッポン うたう地図」を再録します。今回は掲載紙のひとつ「中日新聞」が中部地方の新聞ということで、名古屋や四日市、飛騨や木曽をうたう歌曲について書かれた【中部編】全11回をお届けします。

 

 

 

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