boidマガジン12月号第4週はロビン西さん、松林要樹さん、土居伸彰さん、Soi48、ヒスロム、梅田哲也さんの連載記事6本をお送りします(ロビンさんのマンガは無料公開!)
年末ぎりぎりの発行となってしまいましたが、お正月にゆっくりお楽しみください。来年もご愛読の程よろしくお願い申し上げます。
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『ロビン西の描き捨てノートマンガ2004-2014』 第24回
<無料公開>
ロビン西さんが約10年間、ノートに描きためていた数々の”即興漫画”から選りすぐりの(?)作品を描き直し&彩色して発表する連載『ロビン西の描き捨てノートマンガ2004-2014』 です。先月からの新たな連載『ファック星の奴隷花嫁』は前回と今回、無料公開ですのでどなたでも読んでいただけます。暴徒化する民衆を前にプリンスが取った行動とは。ロビンさんのアホポルノを年末年始にお楽しみください。
未来世紀、ホボブラジル 第7回 (松林要樹)
映画監督の松林要樹さんが、世界最大の日系人居住地でもあるブラジルでの生活をレポートしてくれる「未来世紀、ホボブラジル」第7回です。前回(第6回)の連載では、松林さんが約3年間継続してきた取材の中止を決断したことが記されました。そのように志半ばで止まってしまった企画がある一方で、新しい企画が生まれていました。今回はブラジルでの出会いや縁によって作り始められたばかりの、その新作についてのお話です。
Animation Unrelated 第37回 (土居伸彰)
世界中のアニメーションの評論や上映活動を精力的に行なっている土居伸彰さんの連載「Animation Unrelated」第37回は、現在上映中の「ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映~アニメーションの神様、その美しき世界~」(シアター・イメージフォーラム他全国順次公開)について。『君の名は。』(新海誠監督)や『この世界の片隅に』(片渕須直監督)などの長編アニメーションが大きな話題を集めたこの2016年末に、40~50年前に作られたユーリー・ノルシュテインのアニメーションを観る意義、その作品が持つ現代性を提示してくれています。
微笑みの裏側 第11回 (Soi48)
世界各国の音楽を発掘・収集するユニットSoi48が、微笑みの国=タイの表と裏を紹介する連載「微笑みの裏側」第11回目の今回はタイの大衆音楽のひとつルークトゥンに影響を与えたラムウォンについて書いてくれています。1940-50年代に流行したラムウォンの音楽にもタイの多民族性が伺えます。
ヒスロム日記 第14回
ヒスロムの先月の活動を写真、テキスト、動画で記録するヒスロム日記。ポーランド、ウジャドゥスキー城現代美術センターでの展示のためのリサーチで3人では初の海外滞在の模様を伝えてくれています。街中や、不思議な木の生える森などを訪れ、炭鉱と伝書鳩の関係についても発見があったようです。
ほとんど事故 第29回 (梅田哲也)
梅田哲也さんの連載「ほとんど事故」第29回目です。目の前で起きていることのイメージが、記憶から再生されるときに変化する行程について、誰かと誰かの会話や、誰かと誰かがいま過ごしている時間、自身の映画館での体験と記憶の定着を交えながら書いてくれています。