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9/5 boidマガジン 2015年09月号 vol.1発行しました
boidマガジン 2015年09月号 vol.1発行しました

boidマガジン9月号第1週は今月も新たな河村康輔さんのビビッドなコラージュ表紙で、荻野洋一さん、降矢聡さん、湯浅学さん、樋口泰人の記事をお送りします。

さらに9月12日からぴあフィルムフェスティバル内で行われるサミュエル・フラー特集上映を記念して、遠山純生さん訳の「サミュエル・フラー自叙伝抄」全5回(4~8月号掲載)を今月いっぱい無料公開! 各回へのリンクを貼った第1回の記事を今週号に再掲載していますので、そちらから各回へお進みください(バックナンバーからもご覧いただけます)。

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『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』第2・3巻を読む(荻野洋一)
boidは8月下旬に、映画作家ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(1945-1982)が自らの作品や活動について語った『ファスビンダー、ファスビンダーを語る第2・3巻』(明 石政紀訳)を出版しました。演劇時代から初期のキャリアを語った第1巻(2013年発行)に続き、映画監督として新しい段階へ踏み出した70年代(第2 巻)、念願の巨編『ベルリン・アレクサンダー広場』をはじめ名作を次々に生み出した最後の3年半(第3巻)に行われたインタヴューをまとめた560ページ の大作になっております。
今回は荻野洋一さんに書いていただいた同書の書評を特別掲載。ファスビンダー生誕70年、死後23年が経ったいま、彼の作品を見て、彼の言葉を読むことがどんな意味を持つのか。そしてその体験を通して見えてくる現代映画の問題とは――。
この記事は読者登録をされていなくても無料でご覧いただけますので、まだ『ファスビンダー、ファスビンダーを語る』を手に取られていない方もぜひ読んでください。

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映画川『ナイトクローラー』 (降矢聡)
今週の映画川は、現在公開中の『ナイトクロー ラー』(ダン・ギルロイ監督)が登場。事件や事故の現場を撮影する報道スクープ専門のパパラッチ、通称”ナイトクローラー”となった主人公(ジェイク・ギ レンホール)が、テレビ局が求める視聴率のとれる過激な映像を撮影するためにいかに行動していくかを描いた作品です。ここではライターの降矢聡さんが、劇 中ではっきり語られることのない、そもそも主人公が何故”ナイトクローラー”という仕事を選んだのか、彼にとってその仕事がどのような意味を持つのかとい うことについて、いくつかのシーンから読み解いてくれます。

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幻聴繁盛記 その17 (樋口泰人)
boid社長の樋口泰人が日々の仕事とそのなかで夢想する企画などについて記す「幻聴繁盛記」です。今回は8月28日~30日に行われたYCAM爆音映画祭2015について。大音量でより狂暴になった映画をゆったりとした空気で体験できた豊かな遊びの時間と場所、そこから生まれた思いなど。

 

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ねこ日記 第19回 (湯浅学)
湯浅学さん家に集う猫たちの日常を湯浅さん直筆の原稿でお送りしております「ねこ日記」。近所のほとんどの猫たちの父親と考えられる”マルオ”が頻繁に姿を見せるようになり、まだ去勢していない外猫ココミのことを心配する日々が続きます。はたして去勢手術はどうしても必要なのでしょうか――

 

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【再掲載】サミュエル・フラー自叙伝抄 第1回 (遠山純生)
boidでは12月に、遠山純生さんの翻訳による 映画監督サミュエル・フラーの自伝『サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか』(原題”A Third Face:MyTale Of Writing, Fighting, And Filmmaking”)を刊行予定です。そのイントロダクションとして、全5回に渡ってその自叙伝の一部をboidマガジンの読者の方だけに先行公開し ます! まずは「幸運の一撃」と題された第1章から――
9月12日(土)~23日(水)にぴあフィルムフェスティバル内で行われるサミュエル・フラー特集上映を記念して、9月中は連載全5回を無料公開します!
※各回へのリンクはこちら↓
【第1回】

【第2回】

【第3回】

【第4回】

【第5回前編】

【第5回後編】

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