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11/13 boid paper Vol.2「特集:空族が見た台湾『潜行一千里 ILHA FORMOSA』」11月22日発売!
boid paper Vol.2「特集:空族が見た台湾『潜行一千里 ILHA FORMOSA』」11月22日発売!

 

boid paper vol.2「特集:空族が見た台湾『潜行一千里 ILHA FORMOSA』」を11月22日に発売します。

boidオンラインショップ 

https://boid.theshop.jp/items/125146980

 

『サウダーヂ』では甲府の中のブラジル、『バンコクナイツ』ではタイへと赴いた空族が台湾へ視線を向けてから数年。コロナ禍を経て次第にそれはひとつの像を結び始め、いよいよ2026年にはフィクションとしての新作『蘭芳公司』の撮影が始まることになりました。

そしてその始動を前に公開されるのが『潜行一千里 ILHA FORMOSA』。この数年の台湾での調査・準備のための活動の記録であるドキュメンタリー作品です。

 

boidpaperではその公開に並行して、映画の背景や歴史を知り、来年台湾にて撮影されるはずの彼らの新作に向けてのわれわれの視界を拓くものとしての空族の特集を企画しました。

 

また、boidwebマガジン「boidマガジン」(https://note.com/boid_magazine)においては昨年より空族が「潜行一千里 ILHA FORMOSA編」を連載中。こちらでは彼らの調査報告が『蘭芳公司』に向けて今なお続いています。

 

ドキュメンタリー『潜行一千里 ILHA FORMOSA』、boid paper vol.2 空族特集、boidマガジン「潜行一千里 ILHA FORMOSA編」、そして『蘭芳公司』。

この4つの場所から空族による台湾の姿が立体的に浮かび上がる。そんな光景を夢想しつつ本書を手に取っていただけたらと思っています。

 

 

「これは、彼らの新作のための何年にもわたるリサーチが作り上げたドキュメンタリー『潜行一千里 ILHA FORMOSA』のガイドに収まるものではなく、その視線の先にある限りない可能性とその可能性を生み出す重層的な広がりへの視界を拓くものとして作られている。そして何よりも失われたものたちやいなかったことにされてしまったものたち歴史から消されてしまったものたちの現在がここに浮かび上がりわれわれの今とかかわるその事故のような出会いを作り出しわれわれの「今とここ」を更新し続けるきっかけとなってくれたらと思う。」

樋口泰人(boid paper vol.2「イントロダクション」より抜粋)

 

 

<内容>

空族 富田克也+相澤虎之助ロングインタビュー

空族の足取りを示した台湾地図

台湾の歴史 簡易年表+台湾原住民について

『潜行一千里 ILHA FORMOSA』撮影記~空族による第二次先遣隊の記録(※boidマガジン連載「潜行一千里 ILHA FORMOSA編」より一部再録)

『潜行一千里 ILHA FORMOSA』の主な出演者、スタッフ紹介

YOUNG-G×永岡裕介による台湾原住民音楽談論

大川景子(映画編集者)、梅田哲也(アーティスト)によるレビュー

井戸沼紀美の連載エッセー「ぱたりラップトップ」④

 

1,500円(税込)

B5変型/本文80ページ

『潜行一千里 ILHA FORMOSA』公開劇場およびboidオンライン・ショップにて販売

 

 

【問い合せ・注文】 order@boid-s.com

 

 

 

 

 

 

『潜行一千里 ILHA FORMOSA』
(2025年/79分/16:9/5.1ch)
監督:富田克也 監督補:相澤虎之助
撮影:スタジオ石 録音:中村誠治 整音:山﨑巌、中村誠治 ドライバー:田中隆ノ介
カラーグレーディング:古屋卓麿 編集:富田克也、向山正洋
エクゼクティブ・プロデューサー:石崎尚 プロデューサー:Vincent Wang、筒井龍平
制作進行:蔡信弘、大野敦子、岩井秀世
企画:愛知芸術文化センター 製作:愛知県美術館 共同制作:札幌文化芸術交流センター SCARTS
制作・配給:空族
© kuzoku
2025年11月22日(土)よりK’s cinemaほかロードショー!